シネマの本棚
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映画「ハート・オブ・ビースト」アラスカで帰還兵と愛犬がサバイバルに挑む
あらゆる動物の中で犬は最もヒトに近しいのだそうだ。それが戦友ともなればなおさらだろう。25日封切りの「ハート・オブ・ビースト」はそういう話である。 主演はブラッド・ピット。若いころのイケメン…
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「オデュッセイア」全編IMAX! トロイの木馬とその後の英雄譚
小さなころはスペクタクル史劇の全盛期で、「十戒」や「ベン・ハー」などが映画館にかかるたび、家族で見に行くのが習わしみたいだった。 旧約聖書の出エジプト記で紅海が真っぷたつに割れるエピソードな…
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ユーチューバーが主演のインド・ラブコメ「冴えないボクと映えるキミ」
インド映画といえば「ムトゥ 踊るマハラジャ」は昔の話。先月公開の「ドゥランダル作戦」は韓国サスペンスばりの印パ国境紛争ドラマだし、逆に来月上旬封切りの「冴えないボクと映えるキミ」は日・韓・香港あたり…
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映画「軍服を着た神様」 戦時中に撃墜された日本海軍飛行兵曹長を祀る
日本の8月は戦争の季節だが、こういうのも「軍神」になるのだろうか。台湾には日本の軍人が神様になって祀られている例がひとつならずあるのだそうだ。 今週末、8月最初の日に封切りの「軍服を着た神様…
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映画「美しく、黙りなさい」70年代半ば、女優が“写す”側に回ったドキュメンタリー
来週末封切りのデルフィーヌ・セリッグ監督「美しく、黙りなさい」が面白い。 題名は欧米の映画業界で女優が聞く決まり文句。「つべこべ文句を言わず可愛くしてればそれでいい、黙ってろ」という意味だ。…
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伝説のジャズマンをめぐる意外なドキュメンタリー
カンザスシティーはジャズの歴史では別格の都市。シカゴやニューヨークと並び称され、特にスウィングでは聖地とされる。 その街の生んだ最大のジャズマンがカウント・ベイシー。ニュージャージー生まれの…
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「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」シリア内戦に遭遇した人々の苦境と流転を描く
2010年に「アラブの春」ことジャスミン革命が中東・北アフリカに野火のごとく広まったとき、ここには飛び火しないといわれたのがシリア。 実のところ「飛び火」はしたのだが、独裁政権がたちまち倒れ…
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クレオール文化が生んだ天才ピアニスト ジェイムズ・ブッカー
米南部でもとびぬけて風変わりで知られるニューオーリンズ。東海岸南部から西部まで2500キロの綿花地帯を背にする一方、カリブ海交易の要衝でもある。そこから経済も人種も芸能や文化も混ざり合った独特のスタ…
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綾瀬はるか&千鳥・大悟がW主演「箱の中の羊」亡き息子そっくりのヒューマノイドを前に夫婦は…
今年はカンヌ映画祭のコンペ部門エントリーの全22作のうち3作が日本人監督の作品というので話題だそうだ。そのひとつが今月末封切りの「箱の中の羊」。いまやカンヌの常連となった是枝裕和監督の最新作だ。 …
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無実の罪で処刑された兄の遺骨を求める少女の旅路
台湾映画と中国映画。人の外見はまあ同じだし、風景だってそう違わない。なのに最初の数分で「これ台湾映画だな」とわかる。なぜだろう。 連休明けに封切りの「霧のごとく」はまさしくそんなひとつ。監督…
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シリア難民が急増した町でパブの店主が立ち上がる
来週末、イギリスにまつわる対照的なドキュメンタリーと劇映画がたまたま同日に封切られる。「ツイッギー」と「オールド・オーク」の2作だ。 前者は60年代のアイコンとして知られるファッションモデル…
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各地の豊かな混交林の再生をたどるドキュメンタリー
古い映画はタイムマシンだと言った人がいる。昔の映画のロケ撮影の場面には、いまでは消えた町並みや風景が写って、見る者をつかのま過去に連れ戻してくれるのだ。 先週末封切りの「森に聴く」にも山上徹…
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40年前の官僚主義と監視社会の暴力が現代に迫る
SFが「サイエンス・フィクション」(空想科学小説)や「スペース・ファンタジー」(宇宙活劇)の略だったのは昔の話。いまではもっぱら異世界や架空の歴史を疑似現実として描く「シミュレーテッド・フィクション…
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名盤制作の現場を記録した未公開映像
男女のデュエットは数あるけれど、こんなにも軽やかな幸福感に富む曲はないだろう。 ♪棒きれ、石ころ、行き止まり、切り株、寂しさ、ガラスのかけら……。 単語を並べるだけで彼女の声は少女のように…
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伊丹監督「お葬式」と同じシチュエーション喜劇
コメディーは国境を越えない。小生かねての持論だが、今回はどうだろう。来週末封切りの「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」である。 シヴァはユダヤ系のお弔いの儀式。日本なら法要後の「御斎」…
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山を追われた狩猟民の男が黒い牛に出会い…
民俗学者の柳田國男は、山の奥深いところには「無数の山神山人の伝説あるべし」と言った。まさしくそういう映画が現在公開中の「黒の牛」である。 路傍の地蔵のような風采の男がひとり。どうやら世のうつ…
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17歳少女が気がついた大人への失望
離婚が当たり前の現代アメリカでも親の離婚は子どもに影響する。ゆえに、その影響をありのまま描くのは難しい。その稀有な例外が先週末封切りの「グッドワン」だ。 17歳の少女が父親と泊まりがけのトレ…
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認知症を患った大物女優が挑む最後の舞台
「正月映画」といえば昔は年末封切りで年越し興行する大作や人気シリーズのことだった。しかしいまや若者ばかりか老人まで盛り場をうろつくのが祝日の娯楽。正月映画は文芸物の小品をミニシアターで見るのが似合いに…
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映画作家カプランのセンスが光る傑作喜劇4本
昔は年末になると「年忘れ喜劇祭」なんて名目で旧作を一挙上映する地元の映画館があったものだ。今年は珍しくもそんな雰囲気の特集上映が年末にロードショーされる。 「ネリーに気をつけろ! ネリー・カプ…
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故郷に戻った男の存在は家族の記憶から消え…
醒めていながらに見る夢のことを白日夢という。 言葉だけならロマンチックな響きでも実際の白日夢は夢うつつのなかに不条理と胸騒ぎが押し寄せる不穏な経験だ。先週末封切りのリム・カーワイ監督「アフタ…
