本で読み解くNEWSの深層
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【現代の戦争】ウクライナ側の政治的抵抗を見誤ったロシア
ここ数年で激変しつつある戦争と軍事。21世紀はもはや戦争の世紀なのか。 ◇ 「現代戦争論」小泉悠著 テレビにユーチューブ動画にと、一時は顔を見ない日がないほど売れっ子の軍事評論家…
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【SNSから子どもを守れ】デジタル化で悪化する子どもの健康やコミュニケーション力
世界中に広がり始めたSNS規制論。子どもへの悪影響の懸念が一気に高まっているのだ。 ◇ 「デジタル教科書のリスク」加藤やすこ著 2010年ごろから世界の先進国で始まったのが「デジ…
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真の保守ブーム
「真の保守」をうたう本が続々登場。果たしてその中身は。 ◇ 「真の保守とは何か」保阪正康著 「いま日本を、保守と呼ばれる潮流が席巻している」「私はそれに強い違和感を覚える」「彼らの実…
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国防ニッポン
強気なタカ派姿勢の目立つ首相のもと、国防への関心が高まっている。 ◇ 「日米軍事近現代史」山崎雅弘著 ちょっと前まで外交や安全保障関連で金科玉条のごとく唱えられたのが「日米同盟」…
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ラジオ放送の1世紀
ラジオ放送開始から100年を超えた。戦前戦後のラジオ史をたどる。 ◇ 「ラジオからロックンロールが聞こえる」北中正和監修 かつて若者を熱狂させた深夜放送。本書はその黎明期から絶頂…
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シオニズム
パレスチナに対するイスラエルの暴虐。その背景にあるのがシオニズムだ。 ◇ 「シオニズム」鶴見太郎著 本書の冒頭で著者は意外な事実を明らかにする。イスラエルの歴代首相のおよそ半数が…
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犯罪に出くわす時
「犯罪被害者代理人」上谷さくら著 いまも忘れがたい東京・池袋で母娘を犠牲にした暴走事故。あのとき被害者遺族の夫のかたわらで弁護人を務めたのが本書の著者だ。かつては犯罪の加害者に弁護士がついても…
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自民党の凋落
自己都合解散で隠そうと必死だったが、自民党の劣化と凋落は歴然だ。 ◇ 「王国崩壊・自民党」朝日新聞政治部著 昨年の参院選で決定的となった自民党の劣化と衰退。公明との連立もすでに…
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改めて問う原発
「原発に公的融資」を盛り込んだ法案を閣議決定する高市政権。むこうみずな再稼働をなぜ急ぐのか。 ◇ 「百年の挽歌 原発、戦争、美しい村」青木理著 2011年3月のあの大地震から1カ月…
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インドの強さ
世界一の人口大国になったインド。その鼻息はますます荒い。 ◇ ◇ ◇ 「インドの奇跡」R・C・バルガバ著 インドと日本といえば近年では何といってもスズキ自動車の先見の明。…
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選挙と民主主義
強引きわまりない高市首相の強行解散でまたも選挙。果たしてこの国の民主主義はどうなっているのか。 ◇ 「民度」善教将大著 民主主義の危機が叫ばれる現在、「民度」は重要な政治的指標に…
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独裁ロシア
まるで皇帝のようにふるまうプーチン。旧ソ連時代にも劣らぬ独裁権力の源泉はなにか。 ◇ 「現代ロシアの歴史認識論争」西山美久著 一方的にウクライナに侵攻したプーチンは、戦争を仕掛け…
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豊臣ブーム
今年の大河ドラマの好調な滑り出しにあやかった豊臣兄弟ブーム。 ◇ 「豊臣秀長」和田裕弘著 秀吉の天下統一の夢を支え、優秀な「補佐役」として天下人の実現を果たしたのが実弟・秀長………
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非暴力というNO
「存立危機事態」発言や「殺傷力ある武器」解禁など高市「軍国」政権に対する「非暴力というNO!」。 ◇ 「非武装中立のリアリズム」纐纈厚著 台湾有事問題に関する国会質問でイキがったた…
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バス、最後の砦
「ドキュメント 北海道路線バス」椎橋俊之著 広大な北海道では昔からバス路線が重要な交通路になってきた。道内に張り巡らす鉄道には限りがある。国鉄バスをはじめとするバス路線は鉄道を補完する役割をに…
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世界の右傾化
右傾化の波にあおられて初めての女性首相までが強気のタカ派発言に走る時代。世界中が右翼化する!? ◇ 「極右インターナショナリズムの時代」佐原徹哉著 右傾化はトランプのアメリカばか…
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オトコ問題
「イクメン」が流行語になったのはもう15年も前。いまオトコたちは? ◇ ◇ ◇ 「ぼくたち、親になる」稲田豊史著 団塊世代は戦後世代の中でも人口の多かったことで知られる。そ…
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移民とニッポン
右派の女性首相が誕生。ニッポンの排外主義はさらに強まるのか? ◇ 「ニッポンの移民」是川夕著 今夏の参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党の躍進。排外主義の高まりを懸念させる…
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水をめぐる危機
きれいな水を当たり前と思うニッポン人。しかし水はいま危機のせとぎわ!? ◇ 「なぜ人口が減っても水はきれいにならないのか?」武田育郎著 少子高齢化のニッポン。いいことなどなさそう…
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コメ騒動ふたたび?
大混乱の記憶さめやらぬ令和のコメ騒動。その悪夢がふたたび!? ◇ ◇ ◇ 「日本人は日本のコメを食べ続けられるか」稲垣公雄、三菱総合研究所「食と農のミライ」研究チーム著 …
