道楽者の伊太郎が難事件を解決!「若旦那は名探偵 幽霊になった男」田中啓文著

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「若旦那は名探偵 幽霊になった男」田中啓文著

 道楽が過ぎて勘当された大坂の大店の若旦那・伊太郎は、江戸に出て知人の岡っ引き・伴次の家に居候中。ある日、湯屋で寄席のビラ下(タダ券)を手に入れ両国の広小路に向かう。真打ちの浄蔵の怪談噺がヤマ場を迎えると、客席に宙を舞う幽霊が現れ、客を怖がらせる。その幽霊に成りすましていた浄蔵の弟子・へら蔵は常連客の黒兵衛から妙なことを頼まれる。幽霊になって妾宅に忍び込んで妾の多恵を驚かせてほしいというのだ。何でも多恵は幽霊や妖怪が大好きらしい。5日後、多恵が遺体で見つかり、検分した同心の石部は盗っ人に驚いた多恵が頓死したと断じる。しかし、伴次から話を聞いて現れた伊太郎が異議を唱える。

 道楽者の伊太郎が難事件を解決する時代ミステリー第2弾。 

(実業之日本社 990円)

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