美容整形がテーマのNetflixドラマ「ダウンタイム」世界的ヒットのウラ側
美容医療に関しては高須クリニックの高須幹弥氏が監修、美容医療の現場もリアリティー重視で描かれている。
「YouTuberなどインフルエンサー系は画面の中のビジュアル重視で、男女構わず美容整形熱は加速している。それを見た一般人も“SNS映え”を目指して美容整形に関心を持つ人は増えています」(美容ライター)
そんな地上波テレビでは扱いにくい市場を深掘りして、配信したのがNetflixだ。
「健康な体にメスを入れることに罪悪感があるからか、口には出さないけれど興味がある、施術してもオープンにしないのが美容整形。地上波テレビだと、モラルに縛られてビフォーアフター番組までしかできない」(テレビ関係者)という声も。ここまで人気の背景はどこにあるのか。同志社女子大教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。
「10年ほど前は韓国で就活のために整形するという話に私も学生も驚いていたけれど、今では肯定的な事柄になり、美容男子含め、美容に対する価値観が変わりつつある。そんな中、コンプライアンスに縛られた地上波テレビの隙をぬって、人間の欲望の核心に迫っているのが同作品だと思います。脚本が、極道の世界を描いた『孤狼の血』やダンプ松本の自伝的ドラマ『極悪女王』の池上純哉さんというところからもわかるように、人間の欲望をまざまざと見せつ、心をえぐられる内容。オープンに口に出して言えないからこそ、そこに鉱脈がある、まさにNetflixの世界観らしい。美容整形の話でありながら、人間の根底にある欲を描いているからこそ、全世代に刺さっているのだと思います」


















