深澤辰哉は矢沢永吉になれるか? “困ったファン”に「ダメ」を言えるかが「国民的」への分かれ道
別荘に落書きした無礼なファンに対し「レコード買うな」
1970年代後半、矢沢は山中湖に別荘を建てた。しかし、当時は芸能人が豪邸を建てると、マスコミが報道していた。そのため、邸宅にはファンが殺到。壁への落書き、中への侵入など家を荒らしまくった。本人が訪れた際、無礼なファンがいた。矢沢はその人たちに向かって、「今すぐファンをやめろ。レコードも買うな」と言い放った。彼は、心境をこう述べていた。
《ファンだったら何をしてもいいというのはおかしい。高い金出してレコードやコンサートのチケットを買ってくれる気持ちは重要だよ。だけど俺のアーティストの部分とプライベートな部分のボーダーラインもわからないファンにはレコードも買って欲しくないし、コンサートも見てほしくないね。そんなんじゃなくて、カッコいいイカしているファンはたくさんいると信じている。そういう人達に矢沢を応援してもらいたい。その代わりアーティストとしての矢沢は、決してファンを裏切らない、約束するよ。》(矢沢永吉公式サイト『EIKICHI YAZAWA 50YEARS History)
いつの時代も、度を越したファンは存在する。
「矢沢はアイドルではなく、ロック歌手だからファンに直言できたと思われるかもしれません。しかし、そうではなく、矢沢がもともとファンに媚びない性格だから、こう言えるし、人気も出たのだと思います。アイドルだろうと、ロックだろうと、おかしい人にはハッキリ、自分の口から間違っていると言ったほうがいい。迎合してばかりでは、既存のファンは喜んでも、一般的な感覚を持つ人を新たなファンとして獲得できません」
Snow Manが国民的アイドルになれるかは、アイドルに興味のないファンを取り込めるかに懸かっている。
「今回の件で、深澤がXで直接絡む必要はない。そうすると、そのファンは喜び、新たな"かまってちゃん"を生むだけですからね。ただ、もっと全体的な話として、『バラエティーでイジられるとありがたいし、ファンの方の気持ちはわかるけど、そのほうが自分にもSnow Manにもいい』というような趣旨をコンサートなどで話してもいいでしょう」
深澤は矢沢になれるか。


















