土屋アンナさんの夢は「クジラを見ることができる加計呂麻島と東京の2拠点生活」
土屋アンナさん(モデル・女優/42歳)
モデル、女優として活躍する土屋アンナさんはパワフルな行動派。4人の子育てをしながら猫5匹、犬3匹を飼っている動物好きでもある。現在、時間ができると加計呂麻島(鹿児島県)に出かけ、子供たちと海原を泳ぐクジラに触れ合う生活を楽しんでいる。将来の夢は東京と加計呂麻島の2拠点生活。女優としては10月末から42都市48公演のミュージカル「ALICE~不思議の国のアリスより~」の全国ツアーがスタートする。
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私、やりたいことがあるんです。14歳からモデルの仕事を始めて、ミュージカルやお芝居の仕事をやりながら、子供の頃からの夢は海のそばに住んで自然と触れ合うことでした。小さい時から海が好きで、イルカの調教師になってイルカと一緒に過ごせたらいいなと思っていました。仕事もあるし、子供も、家には猫もいるから生活環境を変えるのは難しいけど、いつか東京と海に囲まれた島を行ったり来たりする生活が理想ですね。
今はとくにクジラ、ホエールの生態系に興味があります、私が通っているのは奄美群島の加計呂麻島です。島の周辺では、親子のクジラが泳いでいる姿を見ることができます。
今年は子供たちを連れて3回クジラを見に出かけました。行くたびに台風が来て大変でしたけど。台風が次々にやってきた7月上旬ごろは11日間も加計呂麻島にいたんですよ(笑)。
台風で断水、停電の中にいて、やることがないから夜は島の友人たちとお酒を飲んで過ごしました(笑)。でも、台風は人間にとっては災害ですけど、海にとっては生命が循環する素晴らしいことなので、そういう時こそ海の環境を知ることができ、それから島の人々の行動もわかる。自然界と人間の営みの姿を肌で感じることができました。
ホエールは船に乗って出かけ、沖合で見ることができます。気をつけなければいけないのはクジラを見る時のルールを守ること、とくにホエールにストレスを与えないことです。船もウエットスーツを着て海に入る私たちも、クジラにストレスを与えないように、一定のルールや距離を保たないといけません。
■体重2.5トンと30トンの親子が泳いでいる
加計呂麻島でとくに1月から3月にかけて見ることができるのはザトウクジラの親子です。子クジラは体長4メートルで重さは2.5トン、親クジラは15メートルで30トンくらい。一緒にいる時は母クジラが下にいて、上で子クジラが遊んでいるのを見守る。子クジラが人間の子供や大人に興味を持ち、危険じゃないか確認しながら遊んでくれるんです。
子クジラが母クジラの元に戻ると、危なくないよという感じで教えてくれて、戻ってきてまた遊んだり。人間はそんなクジラを追いかけたりしないで海の中で親子が泳ぐ姿を見守る。その美しさには感動します。
例えば冬なら水温が下がるから寒い。ウエットスーツを着ても子供なら10分が限界ですね。暖かい海だけでなく寒い海でもそうして生物が生きていることを理解し、一緒に遊ぶのは何ものにも代えがたい体験です。最近、子供たちが描く海の絵が変わってきました。それだけ海を身近に感じているんだと思います。
クジラはシベリアの北の海や南の海を回遊していて、来年、また戻ってくるかなと心配になります。ミサイルが飛ばされて海に落ちたりしていないかとか心配になるし、そんな時はクジラだけではなく、海の生物全般のことも考えてしまいます。子供たちにはそういうことを知って学び、考えてほしいと思っています。


















