5キロ2000円台まで下がった今こそ「コシヒカリ」よりおいしい米が食べたい!
イオン東雲店で販売中の茨城県産あきたこまち(5キロ)の新米価格は税込み2570円(9月末時点)。2025年産の“古米”より安い逆転現象が起きている。これから新米が続々と出回れば、2000円を切る米が出てくる可能性もある。売価が手の届くところに落ち着いたことで、「コシヒカリ」よりおいしい米も食べてみたい。
国内で作付けされているお米の品種は実に300種ほど。コシヒカリやひとめぼれ、ヒノヒカリなど上位20品種で8割を占め、各家庭で新品種を味わう機会は少ない。
日本を代表する「コシヒカリ」が誕生したのは1956年のこと。つまり70年間も王座に君臨してきたのだが、これは車で言うなら富士重工「スバル360」(58年から製造)より古く、かなりのおじいちゃんブランドと言っていい。
■「コシヒカリ」以上の品種が続々誕生
そのコシヒカリを親に持つ「あきたこまち」「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」にしても、やっぱり誕生から30年以上が経過している。昔の名前に引きずられ、おいしい新品種を見逃している可能性もある。
例えば、秋田県が推す新品種「サキホコレ」がある。正式な登録年は2026年(流通はその数年前)で、「コシヒカリ以上の食味」とされる期待の大型ルーキーだ。
「日本で最もおいしい米のひとつとされるコシヒカリ、そのコシヒカリを親に持ち、バランスが良く、優れた食味のあきたこまちの2品種にも勝るとも劣らない“もっちり感”が特徴です。特に冷めてもおいしく、お弁当やおにぎりだと違いが分かります。栽培上も高温や耐病性に優れ、あきたこまちの弱点も克服しています」(秋田米新品種ブランド化戦略本部・担当者)
サキホコレの母はいもち病などに強い「中部132号」、父は大粒でふっくらな「秋田97号/つぶぞろい」。健康な母とガッチリ体形の父から生まれた子供というわけだ。サキホコレの他にも、「コシヒカリ」以上とされる品種が続々と誕生している。

















