「550円〜」のはずが請求100万円! 70代男性がハマった「トイレ修理」の落とし穴…検索トップの業者に依頼したら
「基本料金550円〜」。そんな広告を見れば、数千円で直るのだろうと思っても不思議ではない。ところが、その広告から始まった便座の修理が、最終的に100万円の工事契約に化けた。東京都消費生活総合センターが2026年8月末に公表した相談事例だ。
70代の男性は、温水洗浄便座の水が止まらなくなり、スマホで検索して一番上に出てきた業者に電話した。やって来た業者は便座を少し見ただけで「水の流れが悪い」と言い出し、屋外の汚水桝や排水管まで点検。便座の交換に汚水桝の洗浄、排水管の交換工事を加え、「全部で100万円」と告げた。「明日ならすぐ工事ができる」とも勧められ、男性はその場で契約した。ところが工事のあと、水の流れは以前より悪くなったように感じたという。
怖いのは、金額の差だけではない。頼んだのは便座の修理だったはずが、話がいつの間にか屋外の配管工事にまで広がっている。しかも「明日なら」と期限を切られ、考える時間を奪われている。
同様のトラブルは後を絶たない。消費者庁も25年7月、ウェブサイトに「水道つまり漏れ2980円〜」などと低額な料金を表示しながら、実際には高額な料金を請求する業者について注意を呼びかけた。

















