父親の葬儀後に母親と揉めた「香典」の行方…喪主が負担すべきか、費用の立替えでトラブルに
《母親と葬儀代の件で未だに揉めている。喪主として葬儀代を払ったのに、香典は配偶者がもらうか、喪主と折半が当たり前だと言う。頭大丈夫か?》
葬儀を終えてしばらく経つのに、お金の話が片づかない──。SNSでこんな声を見かけた。親を見送った直後に、お金の話でこじれる。喪主を引き受けた側ほど、この落とし穴にはまりやすい。
きっかけは、たいてい「立て替え」だ。葬儀費用は亡くなったあとに発生する。だから誰かがいったん財布を開け、立て替えることになる。額も小さくない。ある全国調査では平均118万円ほど、お布施を含めれば140万円前後にもなる。喪主や、動ける子どもが、ひとまず肩代わりする。
問題は、精算の段だ。「香典で戻ってくるはず」。立て替えた側はそう思っている。ところが香典は、思ったほど手元に残らない。たとえば葬儀代を100万円立て替え、香典が80万円集まっても、返礼に半分(いわゆる「半返し」)の40万円を回せば、残るのは40万円ほど。立て替えた100万円には、まるで届かない。
















