「550円〜」のはずが請求100万円! 70代男性がハマった「トイレ修理」の落とし穴…検索トップの業者に依頼したら
では、本来の相場はどのくらいなのか。
TOTOが公表しているメーカー修理の目安料金では、温水洗浄便座の水漏れは2万円台から。長く使った製品は部品の保有期間が終わっていて修理できず、買い替えになる場合もあるが、少なくとも「便座の不具合」がそのまま100万円規模の工事を意味するわけではない。
FPとして気になるのは、こうした出費が「比べて選ぶ買い物」ではなく「今すぐ何とかしたい支出」だという点だ。冷蔵庫なら一晩考えられても、便座から水が出続けていればそうはいかない。
だからこそ、まずは「急がなくていい状態」をつくりたい。止水栓を閉め、電源プラグを抜く。水が止められれば、目の前の緊急事態からいったん距離を置ける。そのうえで電話の段階で、出張料や見積もりだけでも料金がかかるか、キャンセル料はあるか、作業前に総額を示してもらえるかを確かめておきたい。
都は、高いと感じたらその場で判断せず帰ってもらうこと、地元の工務店や管工事組合、自治体指定の水道・下水道工事事業者など信頼できる業者を選ぶことを勧めている。自宅で契約した場合は訪問販売にあたり、クーリング・オフできる可能性もある。困ったときは消費者ホットライン「188」へ。

















