著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ドイツ軍の損失は134万人…スペイン風邪の患者は50万人に

公開日: 更新日:
ドイツ軍の毒ガスを浴び、目に包帯をあてられたアメリカ軍の捕虜(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 1918年9月には、西部戦線でのドイツ軍は次第に攻勢から防御の戦争へと変化した。イギリス、フランスなどに加え、アメリカ軍兵士の大量投入がドイツ軍を圧倒したともいえたが、ドイツの戦争における権益確保の姿勢があまりにも自国エゴに徹していたため、連合国のまとまりが良くなったのである。… 

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