皇族の人権と制約 天皇制を支える公人としての特権と義務
天皇と皇族も、日本国に所属する自然人である以上、日本国憲法が保障する人権を享受できることは当然である。
ただし、憲法で規定された天皇制の本質に由来する制約は当然にある。
憲法上、天皇は「国の象徴」にして「国民統合の象徴」とされている(1条)。だから、天皇と皇族は…
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