小池都知事が簗氏更迭に「もう少し早くても」どの口が? “子分”が議会サボりグレーな「選挙運動」やらかす
「予算カット」発言の簗和生前農相を巡る高市政権の後手対応について、東京都の小池百合子都知事が16日の定例会見で「(辞任は)もう少し早くてもよかった」とチクリ。2016年の知事就任以降、農相は新任の武部新氏で16人目だとし「猫の目農政」「多毛作」とニヤけながら皮肉ってみせた。
確かに簗氏の更迭は遅きに失したし、ドーカツ発言も大問題だが、小池知事の“子分”もやらかしていた。23日告示、11月1日投開票の千代田区都議補欠選挙(定数1)を巡って、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の千代田区議が議会を中抜けして、グレーな「選挙運動」を展開していたのだ。
問題が発覚したのは、区議会で予算・決算特別委員会の委員長を務める小野名利子区議だ。7日に開かれた同委の文教福祉分科会などの審査中に庁舎外に抜け出し、都ファ推薦で補選に立候補予定の永戸考氏と共に区内のイベントを訪問。町会長らに挨拶したという。しかも、永戸氏は自分と小池知事の顔写真が掲載された名刺を複数人に配布。公職選挙法が禁じる「事前運動」に抵触しかねない行動に出たのだ。
それ自体も問題だが、小野氏の行動はあまりにも常識外れ。委員長の立場にありながら、区議会の審議をサボって仲間の“選挙運動”を行っていたのだ。区議会には、委員長が出席し続けないといけないルールはないが、常軌を逸している。
さすがにこの一件は問題視され、15日の同委で小野氏は他の区議らから追及を受けた。「議会を優先すべき委員長が政治活動をやっていたなど聞いたことがない」「議会人として当たり前のことをやっていなかった」などと叱責されると、小野氏は「大変申し訳なかった」「認識不足だった」を連発。「選挙運動では?」との問いには「あくまで後援会活動」と否定した。まるで「不徳の致すところ」と謝罪を繰り返した簗氏そっくりだ。


















