まるで高市首相就任の“ご祝儀”箇所付け…地元奈良の選挙区ばかり交付金「最大6.24倍」増額の仰天
335回の利益誘導自慢に倍々ゲーム続出
具体的にはどの自治体の、どんな事業に交付金が「箇所付け」されたのか。今年度の細目(国費ベース)を検証してみると──。
▼大和郡山市「総合交通戦略推進事業」(近鉄郡山駅周辺の再開発)が前年度3860万円から2億4100万円に約6.24倍増
▼同市「第3次・公共下水道整備」が前年度6090万円から1億5400万円に約2.53倍増
▼香芝市「誰もが輝く多彩なまち カラフルかしば を実現する下水道整備」(第2次)が前年度1億1529万円から1億6506万円に約1.43倍増
▼田原本町「第5次田原本町における快適で活力ある暮らしの実現」が前年度875万円から1350万円に約1.54倍増
国の交付額が倍々ゲームで増えているのは、そろって高市の選挙区「衆院奈良2区」に属する自治体の事業ばかり。いずれも複数年度にまたがる計画で、高市首相は公式サイトに各自治体の「ご要望に対応した件」として「予算の確保」を自らの実績に並べている。
奈良2区の大票田・大和郡山市の担当者は日刊ゲンダイの取材に「市として高市事務所に陳情したとの話は聞きません」(駅周辺まちづくり推進課)と答えたが、首相就任の「ご祝儀」感の漂う箇所付けではないか。
いずれにしても恣意的な予算配分の疑いが残る以上、簗氏を「切って終わり」は許されない。
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