自民党
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究極の消去法…目下の情勢は本命・進次郎、対抗・高市早苗というブラックジョーク
世論調査では不気味な極右、下馬評では軽いコメ大臣が人気だが、有権者にしてみれば、「ちょっと待てよ」という選択肢だ。 いまや見せ物と化している自民党のボス選びだが、この国にとっては笑えない喜劇。 ◇ ◇ ◇ ...
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国民不在の自民党総裁選…茂木氏&小林氏“石破票”欲しさに首相をヨイショ、加藤勝信氏を陣営に呼び込む進次郎氏の情けなさ
石破茂首相(68)の後継を選ぶ自民党の臨時総裁選(22日告示、10月4日投開票)の構図がほぼ固まった。 総裁選を巡っては16日までに、真っ先に名乗りを上げた茂木敏充前幹事長(69)のほか、小林鷹之元経済安保相(50)が立候補...
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自民党総裁選は政策・人材の払底をさらすだけで終わる
JNNの世論調査で石破首相の続投を支持する人が49%。自民党支持者に限れば、73%も占めていた。にもかかわらず、自民党は民意を踏みにじる形で総裁選に突き進んでいる。しかし、この選挙の候補者は1年前とほぼ同じで、政策がなく、肝心の裏金...
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自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景
「ポスト石破」政局が動き出した。告示は22日、投開票は10月4日に決まった。新総裁の任期は石破総裁の残り任期2年。所属議員と党員票を合わせて争うフルスペック型の総裁選となる。 今のところ、人気先行の小泉進次郎農相、高市早苗前経...
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「ポスト石破」最右翼、小泉進次郎氏が来週出馬表明も…コメ政策のグダグダが総裁選の足かせに
連日メディアを賑わせている自民党総裁選。党内で本命視される小泉進次郎農相(44)も、出馬の意向を固めた。出馬会見を来週開き、表明する見通しだ。 12日の閣議後会見では「地元の声を伺い、最終的に判断していきたい」と述べるにとど...
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株式市場はアベノミクスの継続期待 誰が総理になっても確実なのは庶民切り捨て
連日、株価が狂騒しているが、総裁選のメンメンを見れば、上がる要素は皆無だろう。それでも高騰が続くのは刹那のアベノミクスへの継続期待。大企業優遇、円安・物価高放置、庶民には雀の涙のバラマキでごまかす算段。だから、この総裁選はドッチラケ...
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石破首相は戦後80年「見解」をいつ出すのか? 中国では9.18に反日感情爆発の懸念
自民党総裁選の慌ただしさにカキ消され、すっかりウヤムヤ感が漂う。石破首相が戦後80年の節目に検討している首相「見解」のことだ。 石破首相は8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式に出席後、「今までの談話の積み重ねも踏まえながら...
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“真打ち”か“客寄せパンダ”か? 総裁選出馬と報じられた小泉進次郎氏に尽きない不安…「知識」「教養」「政治経験」何もナシ
総裁選劇場の“真打ち登場”となるのか、それとも“客寄せパンダ”になるのか。 退陣表明した石破茂首相(68=党総裁)の後任を決める臨時総裁選(22日告示、10月4日投開票)に小泉進次郎農林水産相(44)が立候補する意向を固めた...
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国民生活より権力維持が大事…揉み手で野党にスリ寄る自民党総裁選候補のみっともなさ
物価高や資源高に加え、与野党間で合意したにもかかわらず、一向に具体化しないガソリン税の暫定税率の廃止……。いずれの課題も国民が政府に対して一刻も早い対策を求めているものだが、与党・自民党の国会議員の多くは、まったくと言っていいほど関...
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政局ゴタゴタで日銀は「追加利上げ見送り」の公算大…長引く円安・物価高に庶民生活は青息吐息
吉本新喜劇の名物ギャグ「ドリルすんのかい、せんのかい」ほど愉快じゃないが、似たようなやりとりが日銀と市場関係者の間で行われている。「利上げすんのかい、せんのかい」だ。 日銀は来週18、19日の日程で金融政策決定会合を開く。現...
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元自民党・大野泰正氏は「脱税」に問われないのか…約5100万円の裏金づくり初公判で無罪主張
国民的な自民党嫌悪の引き金となった裏金事件をめぐって10日、政治家が初めて法廷に立った。約5100万円の裏金をつくったとして政治資金規正法違反(虚偽記載)で起訴された元参院議員の大野泰正被告(66)だ。初公判で起訴内容を否認。「無罪...
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顔ぶれも主張も変わらない自民党総裁選…「解党的出直し」どころか、これではタイムリープマンガだ
低視聴率、低評価に終わったバトルロイヤルもどきの安っぽい連続ドラマが約1年後、出演者の顔ぶれがほぼ変わらないまま再放送が決定。実力不足から視聴者に退場を突きつけられた三文役者が性懲りもなく「俺が、俺が」と言って登場し、1年前と同じよ...
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高市早苗氏は大焦り? コバホークこと小林鷹之氏が総裁選出馬に出馬意向で自民保守陣営は“分裂”不可避
「ポスト石破」候補が蠢いている。 自民党は9日の総務会で、石破首相の退陣表明に伴う総裁選について、党員投票を含むフルスペック型とすることを正式に決定。国会議員295票と党員票295票の計590票で争われることになった。 ...
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「解党的出直し」という茶番劇…バラマキ連立期待に株価の狂騒
フルスペックの総裁選が始まったが、もう熱狂している東証株価。誰がなっても刹那のバラマキ連立になるとの読みだろう。本当に解党的出直しならば、混乱必至だが「口だけ」。クビをすげ替え、新味を演出のセレモニー。それに加担の大マスコミ。 ...
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公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす
異例の注文が「ポスト石破」レースに波紋を広げている。自民党総裁選に対し、公明党の斉藤代表が踏み込んだ。7日に「保守中道路線、平和外交を進めていく議論を望みたい」と求めた上で、こう言い放ったのだ。 「どなたが立候補されるか分から...
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参政党に自民落選組がワラワラ“大移動”の可能性…「このハゲー!」豊田真由子氏が役員就任の無節操
まさかの人物が党役員入りだ。参政党は8日、元自民党衆院議員の豊田真由子氏が政調会長補佐に就任すると発表した。 豊田氏といえば現職だった2017年、当時の秘書に「このハゲー!」「違うだろー!」などの暴言を浴びせ、暴行を加えたこ...
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【26.小さなコップの中の政治】石破退陣劇を憂う…茶番というより薄気味悪かった
石破首相が退陣を表明した。参院選の敗北から50日、自民党内の権力闘争の第一幕の決着である。参院選で自公が少数与党となってからも私どものラジオ番組では石破氏の辞任を要求する声は常に高くなかった。敗因は石破氏にあるのではなく、裏金問題で...
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どんな展開になるか、けだし見ものだ…自民党総裁選が「自民離れ」を加速させる
石破辞任で総裁選の火ぶたが切られたが、 旧態依然の派閥抗争や票読みになる予感。菅や麻生、岸田などキングメーカー気取りの暗躍とそれを実況の新聞報道。そんな実況が1カ月も続いた後、おそらく見向きもされなくなる自民党。 ◇ ◇...
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市場は早くも「高市トレード」だが庶民に恩恵なし…サナエノミクスが招く株高・物価高の暗澹
早くも市場は「サナエノミクス」とやらに浮かれている。 石破首相の退陣表明から最初の取引となった、8日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末比625円06銭高の4万3643円81銭。次期政権が景気刺激策を打ち出すとの期待から、...
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まるで“集団いじめ”だった「石破おろし」…国民の声を聞かない自民党と旧態依然の政治報道を続けるオールドメディア「終わりの始まり」
「総裁の職を辞することとした」「新しい総裁が選ばれるまでの間、果たすべき責任を着実に果たし、新しい総裁・首相にその先を託したい」 石破茂首相(68=自民党総裁)が7日、首相官邸で記者会見し、退陣する意向を表明した。 2...
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「石破おろし」とてもシラけます。しかし…シラけたら思うツボ
きょうは2025年9月8日の月曜日。自民党総裁選の前倒し実施が決まるのかどうか──。そう考えながら、先週金曜日にこのコラムを書き上げたところ、日曜日のきのう、石破首相が退陣を表明しました。いわゆる「石破おろし」を受けた動きなわけです...
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣と自民党の命運(下)
醜悪な政争を見せつけられて国民はウンザリだろうが、こんな自民党を政権から引きずりおろせない野党にも責任がある。 現状、衆参ともに自公が過半数割れしているのだから、石破の退陣が決まった今、野党は一致結束すれば自民党を下野させる...
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣の自民党と命運(中)
「選挙の責任は総裁の私にある」──。7日の会見で石破はそう強調していたが、だったら、なぜここまで粘ったのか。7月の参院選では必達目標の「自公50議席」をクリアできなかった。石破自身も進退をめぐって気持ちが揺らいでいたはずだが、「『退陣...
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣と自民党の命運(上)
ついに石破首相が退陣を表明したが、展望なき党内抗争は自民党の限界そのものではなかったか。ポスト石破を巡る争いも決め手に欠く中、今後も続く国民不在のドタバタ政局。 ◇ ◇ ◇ 「私は自由民主党総裁の職を辞することと...
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石破続投をアシスト? 今度は“死んだふり解散”を持ち出した小泉進次郎の狙い
「私が気にしているのは(石破)首相が86年の“死んだふり解散”で初当選したことです。郵政解散よりもそちらを意識しているのではないか」 小泉進次郎農相は最近、総裁選前倒しの賛否を問われた際にこんな“独自”の政局観を披露したそうだ...
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辟易するような旧態依然…「石破おろし」に留飲を下げる大メディア
「石破退陣誤報」とその言い訳紙面が話題だが、根底にあるのは自分たちが政局を動かしているという大メディアの勘違いだ。だから、石破の粘り腰が許せない。石破降ろしを煽る煽る。麻生が出てくれば、援軍みたいな書き方をする。この国のアナクロは自民...
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「石破おろし」めぐる抗争激化で強まる衆院解散風の本気度…永田町では怪情報が飛び交う
事実上の「リコール」となる自民党総裁選の前倒し要求を巡り、党内抗争は激化。反石破派と石破擁護派が攻防を繰り広げる中、にわかに吹き始めたのが「衆院解散風」だ。複数メディアが「解散」の見出しを掲げて報じ、永田町関係者も浮足立っている。「...
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石破首相「続投容認」支えに「2万円給付」継続の自己矛盾…追加の経済対策支持は民意の我田引水
石破首相が追加の経済対策策定を週内にも関係省庁や与党に指示する検討に入った。自民党内に「石破おろし」が吹き荒れる中、政策課題の解決を優先する姿勢をアピール。首相続投の環境を整える魂胆のようだが、肝心なのは対策の中身である。参院選で有...
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自民の醜悪政争にうんざり…国民が本当にクビして欲しいのは、ガソリン税暫定税率廃止“潰し”を狙う男
「私自身、総裁選挙の前倒しを要求する書面に署名・提出すると決めております」 自民党本部で開かれた両院議員総会から丸一日経った3日、党内に残った唯一の派閥「麻生派」が横浜で研修会を開催。以前から石破茂首相(68)と“犬猿の仲”と...
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前代未聞の異様な展開…石破首相は孤立無援で自壊の道へ
総裁選前倒しの票読み、飛び交う次の人事名簿、異様な雰囲気の永田町だが、これほどみっともない展開は前代未聞だ。防災、国防まで持ち出し、続投にしがみつく首相、先手で辞表の執行部、大義なき解散論まで出てくる国民不在の身勝手政局。これだけで...