空きスペースで簡単に小遣い稼ぎ 最新駐車場ビジネスとは
楽天の駐車場シェアリング(共有)サービス「ラクパ」が2月23日、ついにスタートした。ビルや住宅のオーナーは保有する空き駐車場を1日単位で気軽に貸し出すことができると同時に、買い物や混雑が予想されるスポットへのお出かけ、営業活動などに駐車場を利用したいドライバーは、WEBサイトやスマホアプリで簡単に予約できるという、駐車場とドライバーを繋ぐ画期的なマッチングサービスだ。
契約が決まらなかった月極駐車場のオーナーや、一戸建てに住みながら駐車場が空いている個人は、初期設備費用ゼロで遊休スペースが有効活用でき、小遣い稼ぎにもなる。駐車場を保有するホテルや小売店も、ラクパへの登録が可能だ。またオーナーは駐車場登録さえしてしまえば、あとは管理の手間もいらない。ユーザーが駐車場を見つけて予約、利用するたびに、ちょっとしたお小遣いが自動的に手に入る。現在8747万人いる楽天ユーザーにリーチできるのは大きな強みだ。
そしてドライバーは、コインパーキングのように駐車場を現地で実際に探す必要がなく、24時間いつでもWEB・スマホで事前予約できるメリットがある。カスタマーサポートも24時間365日対応しているので安心だ。
■具体的にどうやって利用するの?
●駐車場を貸したい
駐車場名や写真、貸出日、料金などをサイトに登録する。現在は1日単位の貸し出しとなっており、貸出時間は駐車場オーナーが自由に設定できる。駐車場オーナーは成約後、料金の35%を手数料として楽天に支払う。
●クルマを駐車したい
目的地を検索し付近の駐車場を探す。クルマのナンバーや車種などを登録して、クレジットカードで決済・予約する。駐車場予約は1日単位から。借りている日中は、何度でも入出庫が可能だ。時間貸しは今後状況を見て検討する。
まずは都内でサービスを開始。その後、大阪や名古屋などの大都市にサービスを順次拡大していく予定。これまで駐車場ビジネスといえばコインパーキングだったが、シェアリングサービスはコインメーターが不要なだけに、今後も大きな可能性を秘めるビジネスといえそうだ。
なお、いまラクパにオーナー登録すると、楽天スーパーポイントが1500ポイントもらえるキャンペーンを実施中だ。