菊池涼介の意外な一面「寝ている時に寮の部屋のドアの隙間から水を流し込んできた」
開幕こそ二軍スタートでしたが、セカンドの東出輝裕(現一軍打撃コーチ)の故障により代役を務め、翌年からはレギュラーに定着しました。以降、野村さんがショートではなくセカンドに固定したのは、ダブルプレーを取れる肩の強さにあったと思っています。
肩が強ければ、セカンドよりもファーストへの距離が遠いショートに置くことも一つです。ただセカンドとしての菊池は、足が速い打者でも、遊撃手からの送球によって体勢が崩されても何度もダブルプレーを完成させてきました。
足と肩を生かした広い守備範囲に加え、常識にとらわれない感性と創造力も、持ち合わせていると思います。
マツダスタジアムでは、アンツーカーではなく芝の上にポジショニングすることがあります。基本の位置より深めに守れるのは、身体能力の高さがあればこそで、より多くのアウトを処理するために頭と体と心で感じながら、試行錯誤した結果だと思っています。
グラウンドや担当する番組で接するときも、とにかく明るくて、冗談を交えて話をしてくれます。昨年限りで寮を出て、一人暮らしを始めたそうで、自宅には鎧を飾っていると聞きました。カメラで景色の写真を撮ったりと多趣味なところから察するに、好奇心が旺盛なのでしょう。


















