阪神時代に星野仙一監督が「お茶会」を開いたワケ 単にマスコミを接待するためではありません
元阪神OB会副会長による「阪神タイガース表も裏も」(第5回=2010年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者だからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係──。
前回から引き続き、はあの故・星野仙一さんについて綴られた元阪神OB会副会長による「阪神タイガース表も裏も」(第5回=2010年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
◇ ◇ ◇
「阪神にはバックにマスコミがいません。マスコミも戦力になってもらうような関係をつくりましょう」
星野監督は就任早々、私にこう伝えてきました。その徹底した対策もあってか、日本一厳しく激しいともいわれる在阪マスコミとの関係は良好だったと思います。
私はあらかじめ星野監督に、「タイガースの監督はマスコミとの関係を考えると12球団で一番大変だと思います。ある意味、巨人よりもです。敵をつくれば、全部のスポーツ紙が敵に回りますよ」と伝えていました。星野監督も「阪神に行ったら大変でしょうな」と話してましたから、覚悟はできていたんでしょう。


















