菊池涼介の意外な一面「寝ている時に寮の部屋のドアの隙間から水を流し込んできた」
山内泰幸氏による「カープ戦士の正体」(第6回=2016年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。当事者だからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係──。
今回は広島・菊池涼介について綴られた、山内泰幸氏による「カープ戦士の正体」(第6回=2016年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
◇ ◇ ◇
「これをやれといったら、次の日にはもうできる」
菊池涼介(26)が新人だった2013年のキャンプでのことです。当時の監督だった野村謙二郎さんがコーチミーティングでこう言って、驚いていたことを思い出します。
同期の野村祐輔らとともに一軍キャンプスタートとなった菊池には、スポンジのような吸収力と柔軟性がありました。中京学院大からドラフト2位で入団した当初は、ショートを守っていました。現役時代に同ポジションだった野村さんは特守で「捕るのも投げるのも足を使え」と教えると、翌日には実践できたというのです。


















