巨人が横浜高・織田翔希を単独ドラ1強行指名…ドジャースにケンカを売った「勝算」とは
「違反が確認されたわけではないものの、日本球界の有望株が次々と米国へ流れることを黙認しない、という読売グループの意思表示ではないか」
とは、球界OB。
指名後、水野雄仁編成本部長も「日本のプロ野球ファンの方々にお見せしたい」と語った。
もうひとつは米球界の先行きが不透明なことだ。MLBと選手会の労使協定は日本時間12月2日に期限を迎え、年俸総額の上限制度などを巡って対立。交渉が決裂すればロックアウトの恐れもある。
MLBは6月、国際アマチュアドラフトの導入も選手会に提案。実現すれば契約の仕組みが変わり、希望球団と自由に契約できなくなる可能性もある。織田の米挑戦も想定通りに進むとは限らず、ここに巨人の付け入るスキがある、というわけだ。
巨人が描くのはまず、日本のプロで心身を鍛え、実績を残したうえでメジャーを目指す道だ。あの大谷翔平も5年間、日本ハムでプレーしたあと、満を持して渡米した。織田にも将来の海外挑戦に柔軟に向き合うという道筋を示せば、翻意させる余地はあるかもしれない。


















