巻頭特集
-
恐るべき勘違いと我田引水 この顔ぶれで「刷新」とは大笑い
自民党総裁選が9月に迫る中、ここにきて党内から岸田文雄首相(総裁)への退陣要求が噴出し始めた。麻生派の斎藤元総務政務官が16日に「リーダーの責任も大いに議論されるべきだ」と口火を切り、22日には茂木…
-
シャッポを挿げ替え目くらまし 語るに落ちた菅前首相の妄言、盲動
永田町で世にもつまらない小芝居が繰り広げられている。主題は9月の自民党総裁選での岸田首相の再選阻止だ。「裏金国会」そのものだった通常国会が閉会した23日、菅前首相が文芸春秋のオンライン番組に出演。列…
-
やることなすこと国民は呆然 裏金集団が岸田降ろしのアホらしさ
通常国会を終えた岸田首相が21日、唐突に電気・ガス料金の追加軽減策を打ち出した。 5月使用分(6月請求分)で、打ち止めとなっていた補助金を、8~10月の3カ月間だけ延長することにしたのだが、…
-
都知事選告示報道を見て仰天 大新聞は女帝の学歴詐称を完全スルー
事実上、現職の小池百合子と、蓮舫との一騎打ちになっている東京都知事選は、予想通りの選挙戦になっている。 蓮舫が街頭に立って支持を訴えているのに対し、小池はなるべく人前に立たない“ステルス選挙…
-
岸田に「国民の審判」を 必要なのはあらゆる選挙での決起
今月23日の日曜が会期末の通常国会は、21日金曜が事実上の最終日だ。20日は立憲民主党が衆院に提出した岸田内閣の不信任決議案が審議され、自民・公明の反対多数で否決された。 不信任案をめぐって…
-
かくもデタラメな政権を追い込めないのか 悪法成立後の党首討論に国民の怒りと虚無
「禁止、禁止、禁止は気持ちいいかもしれない」──。岸田首相の開き直りにア然とさせられた。19日、3年ぶりに国会で開催された「党首討論」。岸田は立憲民主党の泉代表に対し、企業・団体献金や政治資金パーティ…
-
「岸田不信任案」最終攻防 ますます国民を敵に回すガンジガラメの自民党
任期満了に伴う東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)で、3選を目指す現職の小池知事と、「小池都政のリセット」を訴える蓮舫参院議員が18日、そろって公約を発表し、2週間余りの事実上の“選挙戦”に突…
-
政権交代に現実味 自民に衝撃「世論調査」に大きな期待
衝撃的な数字だった。 朝日新聞が15~16日に行った世論調査で、自民党の支持率が前回5月調査から5ポイントも下落し、19%となった。コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作り、電話…
-
誤魔化そうとする大メディア報道 都知事選の争点はただ一つ、裏金自民への審判だ
今月12日、ようやく、東京都知事選への立候補を表明した小池百合子都知事。「18日が大安なので、その日に公約を出したい」などと言っていたが、そうなれば、ワイドショーなどは競うように紹介する映像が目に浮…
-
立憲共産というデマゴーグ この期に及んで小池=自民に加担する連中の神経
この期に及んで裏金汚染政党の延命に手を貸すとは、気が触れているとしか思えない。東京都知事選(7月7日投開票)は現職の小池知事が焦らし作戦の末、ようやく出馬を表明。20日に迫る告示を前に3選を目指す小…
-
投票日前に自滅だろう 凄いことになってきた“与ゆ党”内部の罵り合い
同じ穴の「ムジナ3兄弟」が、醜悪な罵り合いをはじめている。「政治資金規正法案」をめぐって、自民、公明、維新の3兄弟の間でバトルが勃発しているのだ。 公明党が自民党批判をはじめたのは6月9日。…
-
女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山 空前の選挙戦が始まる(下)
知事就任直後、小池がまず繰り広げたのは都議会自民とのバトルだ。時には「黒い頭のネズミ」とののしり、都議会のドンを猛批判。メディアは“百合子の乱”に注目し、都民も期待したものだ。 あれから8年…
-
女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山 空前の選挙戦が始まる(中)
それにしても情けないのは政権政党の自民だ。独自候補を立てられず、敵だったはずの小池に抱きつき、しがみつき。ステルス戦術で政党名を隠すことまで甘んじて受ける。それもこれも“勝ち馬”に乗るためなのだが、…
-
女帝焦らし作戦の吉凶 国の行方を決める天王山 空前の選挙戦が始まる(上)
20日の告示まで1週間に迫った東京都知事選(7月7日投開票)。3選を狙うのは分かり切っていたのに、「都政に邁進しております」などとトボけてきた小池百合子知事(71)がようやく立候補を表明した。12日…
-
この一事で下野が当然 政権与党がステルス支援という倒錯
いよいよ「首都の七夕決戦」の火蓋が切られる。20日告示、7月7日投開票の東京都知事選のことだ。 3選を目指す小池知事は都議会最終日を迎える12日の本会議で、出馬を表明した。 自民党国…
-
自業自得の哀れな末路「選挙で勝てない!」自民党の内部崩壊
岸田自民党が面白いほど選挙で連敗している。事実上の与野党対決だった9日投開票の栃木・鹿沼市長選でも自公が推薦した元県議会議長が惨敗。県連会長の茂木幹事長らがモーレツ支援したにもかかわらず、立憲民主党…
-
懲りない自民に国民は「決起」を 東京都知事選は格好の前哨戦
政治資金規正法の改正案は先週6日、衆院を通過し、参院での審議に移ったが、国民はもう辟易だ。改正案のザルぶりでわかったのは、案の定、盗人に自分をお縄にする法改正などできっこないこと。そんな政党に加担す…
-
政治家は裏金「つかみ取り」温存 庶民には猛暑と生活苦
このところ、新聞に書いてあることの意味が分からず、頭が混乱することがある。7日の読売新聞にも、そんな一行があった。 <首相は政治資金規正法改正案を今国会で成立させたうえで、重点政策の「デフレ脱…
-
新連立? 有権者の冷ややか 権力亡者「ムジナ3兄弟」の浅ましさ
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、同党が提出した政治資金規正法改正案が6日午後の衆院本会議で可決され、参院に送付された。 提出するまでに「3度の修正」という異例の展開となっ…
-
「次の選挙で鉄槌」と手ぐすね 世にもおぞましい国会風景を国民は決して忘れない
日本政治の裏金文化は、やはり温存されるようだ。 自民党の裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡る国会審議が大詰めだ。5日の衆院特別委員会で、自民党が公明党と日本維新の会の主張を踏まえて修正し…