ソフトBは山川穂高にこだわる必要なし…丸刈りで一軍復帰も“崖っぷち”の現実

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 打率.204と打撃不振で16日に二軍落ちしていたソフトバンク山川穂高(33)が、25日の一軍練習に合流した。27日のロッテ戦から再登録される見込みだ。

 この日は丸刈り姿で登場。周囲は目を白黒させていたが、「ヤル気の表れ」と見る向きもある。

 山川にとってソフトバンクは“大恩人”だ。西武時代の2023年に女性トラブルを起こして、無期限の二軍調整。その年、国内FA権を取得しながら、単年契約しか提示されなかった。

 ソフトバンクとは以前から「密約説」が浮上していたものの、一時は撤退もウワサされた。それがフタを開けたら、4年総額12億円プラス出来高の大型契約。昨季は34本塁打、99打点の2冠でチームの4年ぶりVに貢献したが、今季は一転、大不振に陥っている。

「山川にとっては恩返しの気持ちも強いだろうが……」と、球団OBが続ける。

「むしろ、背水の陣の意味合いもあるでしょう。山川は今回が移籍後初の二軍落ち。小久保監督が我慢して使い続けても、一向に調子は上がらなかった。今後も不振から脱却できないようなら、指揮官も2度目の登録抹消はちゅうちょしないでしょう。山川が本職とする一塁は守備職人の中村がいるし、捕手の石塚も昨季、一塁で11試合に出場している。必ずしも山川にこだわる必要はありません」

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