巻頭特集
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米中関係模索でも蚊帳の外 支持率急落、岸田政権の凋落はまだ序の口
案の定の展開だ。もともと大したことがなかった岸田首相の求心力がみるみる衰えている。マスコミ各社の世論調査の数字はボロボロだ。 毎日新聞の調査(17、18日実施)では、5月と比べて内閣支持率は…
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恐るべき勘違いと自分勝手 バカにつける薬はないというが岸田首相と河野大臣もつける薬なし
解散権という伝家の宝刀を振りかざし、最高権力をさんざん弄んだ岸田首相は高揚感に浸っているという。 通常国会の終盤、会期中に衆議院を解散するのではないかと、岸田の一挙手一投足に注目が集まった。…
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解散言葉遊びの岸田首相 党利党略だけのセコさと卑しさ
やっぱり「解散詐欺」の言葉遊び。またひとつ「先送り」が増えただけである。15日夕、首相官邸のエントランスホール。岸田首相は記者団の前に自ら進んで立ち、「今国会での解散は考えていない」と明言した。 …
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恐ろしい展開になる予感 陸自銃撃殺人事件、今後の展開と徴兵制
これは、恐ろしい流れになってしまうかもしれない。 岐阜県にある陸上自衛隊の射撃場で14日、実弾訓練中の自衛官候補生の男(18)が自動小銃を乱射し、隊員3人が死傷した衝撃的な事件。男は犯行直前…
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マトモに信を問うたことなし 解散権を弄ぶ自民党政権の党利党略
本当にこのまま解散・総選挙に突入するのだろうか。国会の会期末(6月21日)が近づき、一気に“解散風”が強まっている。 公明党の山口那津男代表は、14日ラジオ番組で「(次期衆院選に向けて)これ…
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いつも食い物にされる日本市場を徹底検証 バブル株価、どこまで上がる? いつ弾ける?
取引時間中としては1990年7月20日以来、約33年ぶりの水準となった。13日の東京株式市場は、6日に付けたバブル崩壊後の高値(3万2506円78銭)を上回る最高値を更新。日経平均株価の上げ幅は前日…
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ボロが出るから強行採決 軍拡財源法はデタラメの極み
岸田政権がゴリ押しする軍拡財源法の参院採決が迫っている。岸田首相が昨年末に安保関連3文書の改定で決めた防衛費の大幅増額に伴う財源確保を目的とする法案だ。もくろみ通りに防衛費をGDP比2%に倍増させ、…
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世界は異様な目で見ている 時代遅れのアナクロ政党がふんぞり返っている悪夢
「どのツラ下げて」と言うしかない。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が4年に1度開催する「グローバル難民フォーラム」。政府機関、国際金融機関、民間企業、人道機関、開発機関、難民、市民社会の代表が世…
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立民は国民目線で仕事をしろ 軍拡増税には不信任、解散総選挙が天下の王道
21日の会期末を控え、政府・与党は怒涛の勢いで法案の仕上げに入っている。悪法成立を阻止しようとする立憲民主党など野党は激しく抵抗。そこへ衆議院の解散風が“突風”になってきて、最終盤の国会は緊迫してき…
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任意から強制へ 欠陥だらけのマイナカードが政権の命取りになる予兆
一連の改正法の成立で利用範囲を事実上、無制限に拡大できるようになったマイナンバーカードをめぐるトラブルは底なしだ。最大2万円分を付与するマイナポイント事業につられて取得した人は、少なからず後悔してい…
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これじゃ忘年会首相も楽チンだ ご用メディアの忖度は安倍政権以上
デタラメにも程があるというべき改悪法の審議が国会で大詰めを迎えている。外国人の収容・送還ルールを見直すための「入管難民法改正案」のことだ。 改正案は、難民認定手続き中は強制送還を停止するとの…
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首相一族は「オレ様」気取り 人権がてんでわかっていない自民党政権
この問題は尾を引くのではないか。バカ息子を更迭したくらいでは、国民の怒りは消えそうにない。 JNNの最新の世論調査によると、岸田首相が長男・翔太郎秘書官を更迭したタイミングについて聞くと「遅…
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いつ弾けるのか? 東証バブル、この先のシナリオ
「バブル後最高値」をまた更新だ。 週明けの5日、東京株式市場は取引開始直後から全面高の展開で、日経平均株価は3万2217円で取引を終えた。終値として33年ぶりに3万2000円台を回復。前週末か…
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ガンジガラメの岸田政局 不祥事続きでも今解散できなきゃ野垂れ死に
身から出たサビ、自業自得、因果応報──。高揚感に包まれていた岸田首相が有頂天から転落した要因を一言で表せばこのあたりになろうが、それにしてもぶざまだ。政権浮揚を狙い、地元・広島に引っ張ったG7サミッ…
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異次元の少子化対策 政治生命を賭すなら増税で信を問え
やはり、少子化問題は「待ったナシ」だ。厚労省は2日、2022年の人口動態統計(概数)を発表。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は1.26(前年は1.30)で、05年と並び過去最低…
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コケにされた広島サミット 北朝鮮が嗤う「核なき世界」という空論
北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した「軍事偵察衛星」を、予告期間初日の先月31日に打ち上げ失敗したが、「可能な限り早期に2回目の発射を断行する」と強気の姿勢を崩していない。日本政府は、残る予告期間の今…
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問題法案が次々と こんな政権がシレっと採決強行の「後の祭り」
国民の気持ちが分からない男だ。 バカ息子が首相公邸で乱痴気騒ぎの忘年会を開いていたことが発覚し、支持率が急降下している岸田首相が、国民が反対している悪法を次々に強行成立させはじめている。反省…
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総裁ポストに有頂天 国民には哀しい岸田親子の類似性
「公邸での昨年の行動が政務秘書官として不適切で、けじめをつけるため交代させる」 岸田首相が、長男で政務担当の首相秘書官を務める翔太郎氏を6月1日付で交代させると発表した。 事実上の更迭…
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どうせ離れられっこない 生活苦の庶民を尻目に犬も食わない自公の喧嘩
連立与党を組む自民党と公明党がモメているというので、「自公の亀裂深刻化」「関係悪化に懸念」などと大新聞の政局報道を賑わせている。 まるで連立解消もあり得る一大事のように騒いでいるのだが、有権…
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岸田首相も河野大臣も舐めている マイナカードを強制する国民愚弄の横暴政治
コンビニで住民票を交付しようとしたら他人の証明書が出てきたり、別人の保険証や銀行口座と紐づいていたり。トラブル続きで、岸田政権が一斉点検に追い込まれたマイナンバーカード。 ▼公金受取口座が別人…