巻頭特集
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エネルギーは利権だらけ 再生エネに群がるチンピラ・原子力にタカる巨悪
政務官をあっさり辞任、自民党も離党したが、自らの疑惑については何ひとつ説明しないまま。幕引きは許されない。 前外務政務官の秋本真利衆院議員(47)が風力発電会社「日本風力開発」から計3000…
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マイナカードだけではない 一事が万事の自民党政権は自分の都合とメンツだけ
驚くべき会見だった。ここまで国民をなめきった総理会見も珍しいのではないか。 混乱がつづく「マイナンバーカード」について、岸田首相が行った4日の記者会見。国民に大きな不安を与えているのに、謝罪…
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値上げで大幅黒字に庶民の怒り 世にもふざけた岸田政権と電力大手
値上げ強行の恩恵でV字回復だ。 電力大手10社の2023年4~6月期決算が出そろい、実に8社(北海道、東北、中部、北陸、関西、中国、四国、九州)の最終損益は同期としての過去最高の黒字を叩き出…
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ただの博打だった異次元緩和 「昔陸軍、いま日銀か」と毒づきたくなる
「ギャンブル金融政策」の修正議論は1カ月半前から出ていたようだ。 日銀が2日に公表した、6月15、16日の金融政策決定会合の議事要旨。同会合で、日銀は、長短金利操作について「運用を現時点で見直…
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歴史を変えそうな一枚の写真 満天下に拡散された岸田“異次元”少子化対策の正体
釈明が居直りにしか見えず、ますます炎上している。 自民党女性局のメンバーが大挙してフランス研修に出かけていた騒動。総勢38人を率いた女性局長の松川るい参院議員(52)が、パリの観光名所エッフ…
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当時の官邸中枢は何をどこまで知っていたのか 広がる木原事件余波
「断言しますけど、事件性はアリですから」──。 2006年に東京都内の自宅で男性(享年28)の遺体が発見された不審死事件。亡くなった男性の当時の妻で、その後、木原誠二官房副長官と再婚した女性が…
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欧米はもっと大胆だ 恐る恐るの植田日銀、それを批判しない大マスコミ
長引くインフレは収まらないと覚悟した方がいい。 日銀は先週28日まで開いた金融政策決定会合で、国債を買い入れて長期金利を低く抑え込むYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正を決定。長期金…
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今だけ金だけ自分だけ ビッグモーター不正はモラルが地に堕ちた日本の象徴
本当にこの国はどうしてしまったのか。 顧客から預かった修理車を故意に傷つけ、保険金請求額を水増ししていた中古車販売大手ビッグモーターの悪質な手口は、日本中の車好きを震撼させた。車体に蹴りを入…
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自業自得の岸田政権 内部はグチャグチャ、自民党は末期症状
岸田政権が強引に推し進めているマイナンバー制度に対して、ついに身内からも批判が噴出しはじめた。岸田官邸は大慌てだろう。 26日に行われた閉会中審査──。かたくなに現行の「健康保険証」を来年秋…
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サラリーマン課税は否定、防衛費は聖域化 いずれ国民負担なのにゴマかす姑息
唐突な発言だった。 「サラリーマン増税は全く考えていない」 岸田首相がこう話していたと、自民党の宮沢洋一税制調査会長が25日に明かしたことだ。宮沢は首相官邸で岸田と会談。そこで岸田が「…
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ますますのさばる戦争政治屋 まっとうな論客が次々と鬼籍の寂しさと危うさ
戦争の惨禍や愚かさを後世に伝える「語り部」とも言うべき重鎮がまた一人亡くなった。小説「人間の証明」やノンフィクション「悪魔の飽食」などで知られる作家の森村誠一さんのことだ。 24日、肺炎のた…
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岸田さんはいつまでやるのか 支持率が3割を切って辞めた菅前総理
うんざりするほど猛暑日が続き、急速に日が暮れる秋の気配は遠いのに、岸田政権の支持率はもう「つるべ落とし」だ。 先週末(21~23日)に実施した読売新聞の世論調査だと、前月から6ポイント下落の…
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パフォーマンスばかりの勘違い首相 「聞いてるふり」は見透かされている
九州や東北地方が記録的な大雨で被害を受ける中、涼しい顔してNATO(北大西洋条約機構)首脳会議やEU首脳協議に出席するための欧州訪問と、立て続けの中東歴訪で外遊三昧の夏を満喫した岸田首相だが、19日…
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この物価高にサラリーマン増税 イカれた冷酷政権の国民愚弄
もう庶民はアップアップだ。物価上昇の勢いが止まらない。 総務省が21日発表した6月の「消費者物価指数」は、前年同月比3.3%の上昇だった。プラスはこれで22カ月連続である。かれこれ、2年近く…
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史上空前の無責任 魚は頭から腐るが岸田政権も同じ
マイナンバーをめぐる底なしトラブルは、ついに前代未聞の事態に発展したのに、責任者は不在。一体、どうしたことか。 19日、政府の個人情報保護委員会(個情委)がマイナンバー制度を所管するデジタル…
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「聞く力」のない首相の地方行脚も裏目だろう 静かに内部崩壊の自民党
各メディアの世論調査で、岸田内閣の支持率下落が鮮明になってきた。 共同通信社が14~16日に実施した全国電話世論調査によると、支持率は34.3%で、6月17~18日の前回調査から6.5ポイン…
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小沢一郎が目論む「2025年衆参W選で政権交代」にはいくつも条件がある
「今度は最終戦のつもりでやる」──。力強い発言だ。立憲民主党の小沢一郎衆院議員が時事通信のインタビュー(15日配信)に対し、次の総選挙で政権交代を目指すと堂々と宣言してみせた。 最近の小沢は精…
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こんな政権は前代未聞 やることなすこと世論調査は「評価せず」
「下落」が当たり前でニュース性もなくなってきた。このところ、世論調査の結果が発表されるたびに内閣支持率が下がっているからだ。一体どこまで支持率が落ちるのか、そちらに関心が移りつつある。 朝日新…
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案の定の支持率下落 この調子だと解散も増税もできずに死に体へ
案の定、岸田内閣の支持率低下に歯止めがかからない。時事通信の世論調査(7~10日実施)によると、支持率は前月比4.3ポイント減の30.8%。2カ月連続で下落し、政権運営の「危険水域」とされる30%割…
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マイナカードも大阪万博も お粗末な「お笑いニッポン」の象徴だ
マイナンバーをめぐる混乱がどんどん「マンガ」みたいになってきた。 13日は総務省がマイナカードの交付枚数を過大計上して公表していたことが発覚。4月末時点で約8800万枚となっているが、取得者…