著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

公開日: 更新日:

 高学歴タレントの代表格ともいえる菊川怜(47)について「この人は何をしたかったんだろう」と半ば否定的なニュアンスを込めながら首をかしげるのは慶応大医学部の元教授だ。東大理Ⅰに現役合格。工学部建築学科に進み卒業した菊川は理Ⅰ以外に慶応大医学部と早稲田大理工学部にも合格している。理Ⅰと早大理工なら受験者の大半は東大を選ぶ。しかし、理Ⅰと慶応大医学部となると微妙だ。

「偏差値は慶応医のほうがかなり上。理Ⅰはすべり止めと考えるのが普通」と大手予備校の進路指導。「そもそも、この2つを併願するのは珍しい。医師や医学研究者を目指しているのなら、国公立大医学部との組み合わせになる」という。

 菊川は医師になるつもりはなく、単なる腕試しで偏差値の高い慶応大医学部にチャレンジしたのだろうか。「だとしたら、他の医学部志望者にも大学にも失礼」と憤るのは前出の元教授だ。「定員数が非常に少ない医学部に遊び半分で受験して、結局、蹴るというのなら、最初から受けるべきではない」と切り捨てる。

「菊川の生き方にはどこか行き当たりばったりのところがある。核となるものが感じられない」と話すのは芸能記者だ。東大2年の時、新宿を歩いているとスカウトされ、モデルの仕事を始めた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす