大相撲を楽しむ10の予備知識
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協会所属のサラリーマン扱い 力士の給料・年金・健康保険
日本相撲協会寄付行為施行細則77条で、「力士の給与は月給制とする」と規定されている。協会に所属するサラリーマンという位置づけだ。最高位の横綱は、月給282万円(年3384万円=別表)と1部上場企業の…
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琴奨菊、千代丸も大ファン 相撲マンガ「バチバチ」の中身
手のつけられない不良少年は、だれに教わるわけでもなく相撲の稽古に励む。その甲斐あって、巡業中の幕下力士を倒したことで、プロの目に留まり、角界入り。暴力事件で角界を追放された父と同じ道を歩むことになる…
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角界師弟は高学歴? 医者や裁判官になったエリート息子も
野球やサッカーには、親子で選手ということが珍しくないが、親子力士はほとんど聞かない。 「3年前、白鵬の長女が慶応幼稚舎に進学して話題になったように角界の子弟は意外と高学歴。子供を力士にしても、…
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大至伸行氏が太鼓判 「稀勢時代が始まる予感がする」
「新横綱になって初めての場所は緊張するといいますけど、稀勢関に限っては心配ない。先場所の優勝を決めた一番あたりから、言動に自信がみなぎっていてプレッシャーがあるとは思えません。おそらく、去年の初場所で…
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旭日松 豪快塩まきを陰で支える「つぎ足し仕事人」の役割
十両の旭日松といえば、身長174センチの小兵ながら大量かつ豪快な塩まきで超有名な力士。そのパフォーマンスはネット上に動画でアップされるほどだ。塩かごから右手のひらですくうように塩を取り、左手で“上乗…
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相撲ファン編集長が指南 初めてならペアシートより2階イス席
遠藤や隠岐の海などイケメン力士ブーム以降、大相撲の女性ファン“スー女”が増加し、デートで相撲観戦するカップルが増えている。 「おふたりで観戦するなら、『ペアシート』が人気です。4人用のマス席を…
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稀勢の里はエースで4番 他スポーツから転向した力士たち
稀勢の里は少年時代、野球で頭角を現した。小学校は捕手で4番。所属チーム「龍ケ崎ハリケーンズ」の岩瀬正和総監督は「初めてプロ野球選手になる子が出てきたと思った」と言う。身体能力の高さは際立っていたのだ…
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いつだって真剣勝負 “ガチンコ力士”台頭で土俵は戦国時代へ
「無気力相撲とまでは言えませんが、今でもおかしな相撲はありますね」 こう言うのは、相撲評論家の中澤潔氏だ。 八百長問題が世を賑わせたのが今から6年前。現在は協会を挙げて無気力相撲の根絶…
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若貴ブーム再び? 3月の春場所で誕生する注目の“兄弟関取”
新横綱誕生で、大相撲が早くも盛り上がりを見せている。春場所の開幕(大阪、3月12日初日)は2週間先だが、横綱・稀勢の里(30)は雑誌の取材、テレビ出演、イベントにと引っ張りダコ。稽古不足になりはしな…
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1本手取り3万円 平幕の目の色が変わる「金星」と「懸賞金」
先場所は「金星」ラッシュの15日間だった。白鵬ら3横綱が与えたそれは合計7個。横綱を破って金星を手にした荒鷲(峰崎部屋)、御嶽海(出羽海部屋)、松鳳山、勢(伊勢ノ海部屋)らはニッコニコだったに違いな…