ロケット団・倉本剛が明かす 親父の鉄拳制裁と借金200万円

漫才コンビ「ロケット団」の倉本剛さん（右）／（Ｃ）グレープカンパニー

　漫才協会を引っぱる実力派漫才コンビ・ロケット団。前回登場の相方、三浦昌朗さんと同様に、劇団時代に多額の借金を抱えた倉本剛さん（４１）は奥さんとの結婚生活に支えられて……。

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　出身が盛岡だけど、育ったのは東京。小さいころには末広亭で舞台の漫才師を見て「カッコいいなぁ、漫才やりたいなぁ」と思って大きくなりました。でも、周りに漫才をやる人がいなくてねぇ。

　中央大学を中退した後、下北沢でお笑い劇団の団員募集を見つけ、「お笑い劇団ならいいかなぁ」と入りました。東京の家にいたから、お金には困らなかったけど、親父は実は若いころに歌手を目指して岩手から上京し、結局ダメで諦めた過去があるから、僕が芸人になることに大反対。

　大学を辞めてお笑い劇団に入ったことを内緒にしていたけど、バレちゃったら１週間くらい毎日鉄拳制裁。自分は大学に行ってなかったから、息子は大学を出したかったし、同じ芸能を目指すなんて許せず、「芸人なんかやめろ！」と殴る蹴るでした。