二田一比古ジャーナリスト
福岡県出身。大学卒業後、「微笑」（祥伝社）の記者に。その後、「Ｅｍｍａ」「週刊文春」（ともに文芸春秋）をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。
不思議とウマが合った「アクターズプロ」の阿知波信介氏
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阿知波氏の尽力で会社の業績もアップ。東京と名古屋でタレントスクールまで開校。新人俳優の育成にも取り組んだ。メディアも阿知波氏を取り上げ、時代の寵児ともてはやすこともあったが、私の取材はいつものようにスキャンダル。所属していた多岐川裕美と阿知波氏の不倫だった。
本妻と別居状態にあったとはいえ、妻子ある副社長と所属女優の不倫疑惑。阿知波氏に直撃すると「なにもないですから、勘弁してくださいよ」と笑顔で否定。不思議な好感度を持っていた。
■多岐川裕美と不倫の末に結婚
大晦日、除夜の鐘が鳴り終わる頃に六本木のパブで取材したこともあった。最終的には離婚が成立して多岐川と結婚。女優の華子が生まれたが、その後２人は離婚した。
一連の取材が縁で阿知波氏と交流を持つようになった。スキャンダル取材が出会いでも、時にはウマの合う人もいる。日本酒党の阿知波氏は竜とともに六本木に確か、「竜の落とし」？ という名の店まで出した。新宿２丁目のゲイタウンを教えてもらったのも阿知波氏だった。
