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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

57年の歴史に幕…男たちが“鉄の結束”を誇った「石原プロ」

公開日: 更新日:

「石原プロ」が来年1月をもって所属俳優のマネジメントを終了。57年の歴史に幕を閉じる。昭和の大スター・石原裕次郎を慕う俳優からスタッフまで集まった男たち。「男の軍団」と呼ばれた事務所がなくなることは感慨深いものがある。

 芸能プロにはジャニーズをはじめ大手事務所ではスポーツ紙を中心に番記者制が敷かれている。石原プロも自然に番記者ができていた。カーチェイスシーンなど撮影現場の取材もあれば、災害時の軍団名物の炊き出し。一年を通して行事に事欠くことはない事務所で、メディアとの親交を大切にしてきた。

「石原プロは宴会や温泉旅行に招待してくれる。お年玉をもらったりすることもある」(元番記者)

 近年、政治の世界でもメディアとの癒着や忖度が物議を醸しているが、週刊誌の世界でも「あまり接待を受けると癒着につながり、スキャンダルなどの取材がやりにくくなる」と、特定の人を番記者にすることは少なく、「石原プロに強い記者」と呼ぶことが多かった。

「たかが芸能で」という人もいるが、「されど芸能」である。相手が誰であろうと、常に五分と五分の立場でいることを教えられた。

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