著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

藤圭子「空腹とニヒリズム」(3)二十八歳で引退…普通に歌のうまいベテランとして生き延びる選択肢はなかった

公開日: 更新日:
1971年に結婚した前川清(左)と藤圭子(C)共同通信社

 まだまだ人気の頂点にあった一九七一年六月、藤圭子はクール・ファイブの前川清と電撃結婚した。圭子は十九歳。前川は二十二歳である。この結婚は、澤ノ井のマスコミ戦略に対する反発でもあった、と圭子は語る。具体的には、澤ノ井が話題づくりのためふたりの交際ネタを週刊誌に売ったというのである… 

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