著者のコラム一覧

斎藤貴男ジャーナリスト

１９５８年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号（国際学ＭＡ）取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」（河出書房新社）、「日本が壊れていく」（ちくま新書）、「『明治礼賛』の正体」（岩波ブックレット）など著書多数。

二極化・格差社会の真相

闇バイトや尊厳死…新自由主義という狂気の蔓延

公開日：2024/10/22 17:00　更新日：2024/10/22 17:00

横浜・青葉区の強盗殺人事件。宝田真月容疑者は闇バイトに募り犯行に及んだ（Ｃ）共同通信社

　小泉純一郎政権以来の構造改革を貫く「新自由主義」の狂気は凄まじい。本場英国の社会理論学者デヴィッド・ハーヴェイが、自著「新自由主義その歴史的展開と現在」（渡辺治監訳、作品社、2007年）で、弱肉強食・適者生存の原則を絶対視したイデオロギーに与えた評価を、改めて思い知らされてい…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り885文字／全文1,026文字)

【連載】二極化・格差社会の真相

前の記事世の中の風景は企業のためにあるのか 2024/10/08 17:00
次の記事今や日米軍事同盟のほうが北朝鮮とロシアより「一体化」している 2024/11/05 17:00

この連載の一覧を見る

■関連記事