彼氏がいるのに別の男性と…日テレドラマ「冬のさ」に共感する女性の心理。鍵は“愛着スタイル”にあり
ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(日本テレビ系)が話題だ。主人公の文菜(杉咲花)には優しい彼氏がいながら、他の男性と親密な関係を続ける。さらに文菜を取り巻く男性も、それぞれ本命がいながら他の女性と関係を持っている。
倫理観を揺さぶる内容にネット上では賛否両論の意見が飛び交っている。《文菜の気持ちがわからなくて難しい》《モヤモヤしながらも見てしまう》《ドラマとしてはすごいが、1㎜も共感できない》など登場人物の行動を肯定するものは少ない。
だが、ネット上でも数は少ないながら《私は文菜側の人間だから刺さる》といった投稿も見かける。「男性は別フォルダ保存、女性は上書き保存」という定説は昔の話なのだろうか。
女性が複数恋愛に至る心理と背景を、大阪カウンセリングセンターbellflower代表・町田奈穂氏に聞いた。特定の登場人物に対する分析ではなく、現実における一般的な心理として町田氏はこう説明する。
◇ ◇ ◇
まず押さえておきたいのが、男女それぞれの遺伝子レベルでの違いだ。
「男性と女性では、子どもを持つときの体の負担が大きく異なります。男性は体への負担がほとんどありませんが、女性は妊娠すると約10カ月間お腹の中で赤ちゃんを育てる必要がある。そのため心理学では、女性の方が相手選びに慎重になりやすいと言われています」(大阪カウンセリングセンターbellflower代表・町田奈穂氏)
その結果として生まれるのが、一見矛盾する2つの欲求だ。例えば『守ってくれる安心な人』と『強くて魅力的に感じる人』など、必ずしも一致しないタイプの相手それぞれに、引き寄せられてしまうという。
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