公式そっくりな「ファンアート」がSNSで増加…「ちいかわ」二次創作騒動で思い出される2005年の「ドラえもん」同人誌回収問題
ところが、最近の推し活ブームでいわゆる一般層もオタクの世界に参入してきたことにより、二次創作を巡り、今までになかった問題が勃発している。中でも「ちいかわ」はファン層が広く、子供から高齢者まで支持されている。ファンのすそ野が広いと、中には二次創作という文化を知らない人も少なくない。それがトラブルの要因になっているのだ。
大抵の二次創作は絵柄が明らかに違うこともあって、「作者本人が描いたものではない」と見分けがつくため、問題になることは滅多にない。しかし、「ちいかわ」の二次創作はやや特殊である。絵柄は言うまでもなく、独特のコマ割り、文字のフォント、さらには最後のコマに「終」の文字を入れる特徴まで模倣している事例が見られるのだ。
独自解釈の漫画を発表するだけにとどまらず、そっくりな絵柄でグッズを製作し、販売している人までいる。もちろん著作権者に許可は得ていないと思われるが、クオリティーが高いものも多く、知らなければ公式のグッズと間違えかねない。「海賊版ではないか」という意見が出るのは当然だろう。

















