「週刊少年ジャンプ」は全盛期653万部からついに100万部割れ…紙の部数激減で新人漫画家が育たなくなるのはなぜか?
全盛期には653万部を刊行していた「週刊少年ジャンプ」の発行部数が98万5000部となり、ついに100万部を割ったと騒動になっている。史上最高の653万部を記録したのは1994年12月発行の1995年3・4号だったが、約32年で550万部も減少した。これで、日本国内から100万部以上を発行する雑誌はなくなってしまった。
その一方で、「ジャンプ」を発行する集英社は業績が絶好調だ。電子書籍を中心に単行本の売り上げは良好で、圧倒的なコンテンツ力を武器に盛んにタイアップが行われている。2025年5月期の決算では、売上高2292億2200万円を計上。前年比12.2%増という出版業界有数の業績を上げている。
集英社に限らず、強力なコンテンツを持つ出版社は業績が好調で、かつての出版不況などどこ吹く風といったところである。それであれば、紙の雑誌の売れ行きがよくなくても問題ないのではないかと思われるかもしれないが、漫画界の将来を見据えると、決して安泰ではないという。
■電子書籍では目玉の単行本しか読まれない
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