米フロリダ州在住71歳女性が夫に尿をかけ窒息死を画策…犯行動機は結婚前の元カノへの嫉妬

夫の60年前の元カノに嫉妬して…（バーサ・ヤルター被告＝米マイアミ・デイド郡刑務所の公式サイトから）

　米フロリダ州で50年以上連れ添った夫を枕で窒息死させようとして71歳の女が逮捕、起訴されたが動機は……夫が結婚前に交際していた女性への嫉妬だったというから驚きだ。

　先月28日、同州ノースマイアミビーチに住むバーサ・ヤルター被告（71）の夫M・Yさん（頭文字のみ公表）からノースマイアミビーチ市警に「妻から殺される」との通報があった。

　午後3時40分ごろ、警察官が2人の住む家に駆けつけると、M・Yさんは「複数の深刻な打撲傷を負い、裂傷と噛み痕から出血していた」という。

　M・Yさんは先日、60年前に交際し、現在トルコに住んでいる元恋人からはがきをもらい、それに返信した。そのことを知ったヤルターがブチ切れ、M・Yさんに暴行を加え、尿をかけ、枕を顔に押し付けて窒息死させようとしたという。

　ヤルターは第2級殺人未遂と65歳以上の高齢者に対する加重暴行罪で逮捕、起訴され、裁判所はヤルターに対し、保釈後もM・Yさんと接触を禁じる命令を出した。

　恐ろしいとしか言いようがないが、ヤルターの弁護士はもちろん、M・Yさんも「妻には自分を殺害するつもりはなかった」と主張し、起訴内容の軽減を求めているというから2度ビックリだ。