著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

日本の太平洋戦争の象徴 山本五十六はなぜ撃墜されたのか

公開日: 更新日:
「山本五十六記念館」に展示された、山本五十六長官が搭乗、撃墜された海軍「一式陸上攻撃機」の左主翼の一部(1994年4月14日、新潟県長岡市呉服町)/(C)共同通信社

 連合艦隊司令長官の山本五十六が戦死したのは昭和18年4月18日であった。ちょうど1年前はドウリットル隊による東京爆撃のあった日だった。山本がその1年後に戦死するとは誰も予想しなかったであろう。山本の死によって、日本の太平洋戦争の象徴である人物が歴史の舞台から消えていくことになっ… 

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