「アツいまちサミット2023」開催!~伊藤園

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猛暑で有名な「暑さ対策先進都市」5都市が暑さを乗り切るアイデアを発表

 本格的な暑さの到来を前に猛暑を快適に過ごす方法を話し合うイベント「アツいまちサミット2023」が6月10日、熊谷市(埼玉県)を拠点に全国4カ所をつなぐオンラインで開催された。

 これは気温41.1度という日本観測史上の最高気温記録を持つ熊谷市(2018年7月23日)、浜松市(静岡県/2020年8月17日)の他、過去に日本一の記録を打ち立てたことのある四万十市(高知県/41.0度/2013年8月12日)、多治見市(岐阜県/40.9度/2007年8月16日)、山形市(山形県/40.8度/1933年7月25日)の厳しい暑さで全国的に知られる「暑さ対策先進都市」5都市の有志によって「アツいまちを住みよくするために私達にできること」を理念に掲げて組織された一般社団法人「アツいまち」の主催によるイベント。

 毎回それぞれの都市がSDGsを踏まえて暑さ対策のアイデアを出し合い、暑さに負けない持続的な社会の実現に向けて取り組んでいる。

伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」を通じての暑さへの取り組み

 10回目となる今回の共通活動テーマは「100万人のアツいわがまちから 日本全国へ届ける暑さ対策」。「気候変動適応法改正」によって注目されている暑さ対策に関して各地の取り組みを全国へ発信した。

 イベント当日は昨年の各都市の暑さ対策の活動報告や今年2023年の全体活動内容についての説明、さらにはイベントを共催している伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」を通じての暑さへの取組などを紹介した後、5都市の担当者が今年の活動テーマに基づく暑さ都市ならではのユニークな今夏の具体的な活動計画を発表した。

 それによると、浜松市では今NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送で市内が盛り上がっていることを受けて小学生を対象としたリアルイベント「浜松まちなか~戦国水てっぽう射撃合戦~」を8月5日に開催する他、SDGsに関わる活動として「健康ミネラルむぎ茶」を飲みながらの「アツい!企業連携ゴミ拾い活動」を実施するとしている。

集めた暑さ対策情報をネットなどで発信

 四万十市では米ナスの露地作付面積が日本一であることから、カリウムが多く含まれ利尿作用があるため身体を冷やす効果が期待できるとされる米ナスを使った給食を市内の小中学校に提供する「みんなで食べよう米ナス給食」、市内の飲食店でおいしい米ナス料理を楽しんでもらう「ガブッと米ナスキャンペーン」などを実施する。

 また、多治見市では小学生を対象にクエスト(暑さ対策)を記載したクエスト依頼書を制作してもらう「めざせ!アツまちマスター!」の他、商店街や近隣の高校などから集めた暑さ対策情報をネットなどで発信する「暑さ対策博覧会」子どもたちのアイデアを全国に発信する「暑さ対策アイディアコンテスト」を提案した。

 さらに、山形市は触覚、味覚、嗅覚、視覚、聴覚の全ての感覚を使うことで身体の隅々まで山形の涼しさを感じる「五感で感じる山形」をテーマに「水まんまコンテスト」「クールスポットの募集」「企業と連携した、暑さから考えるSDGsワークショップの開催」などを実施する。

熊谷市では「星川グリーンカーテン事業」を行うことを発表

 最後に、熊谷市では環境省のモデル事業として極端な高温時に暑さを避けるための施設「クーリングシェルター」を9月30日まで市内10カ所に設置する他、小学生を対象とした「あつさたいさくコンテスト」、住民自らが足り組む暑さ対策としてスイカ、ナス、キュウリを栽培する「星川グリーンカーテン事業」を行うことを発表した。

 また、上尾中央総合病院の黒沢哲生医師がビデオメッセージを寄せ、「暑さの厳しい日中の暑さ対策は大切だが、放射熱で室温が下がりにくいので室内や夜間でも注意が必要。おススメは手軽にミネラルが補給でき無糖でカフェインを含まない伊藤園の『健康ミネラルむぎ茶』。こまめに飲む点滴のみがいい」と語った。

 イベントには小林哲也熊谷市長も出席、「アツいまちサミットでは、さまざまな視点から暑さ対策に関して毎回活発な議論が重ねられています。今回も皆さんとアイデアを共有しながら各市での暑さ対策の強化が図られるとともにイベントに参加されている方々の交流の輪が広がり、実り多いものとなることを期待します」と語った。

 気象庁の発表では今年の夏は全国的に暖かい空気に覆われやすいため気温は平年並みか平年よりも高くなり、暑くなる見込みとか。今回提案されたアイデアの数々を全国各地の暑さ対策に役立ててほしいものだ。

【提供】伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」

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