48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード
由美かおる(女優・歌手/75歳)
「小春日和~Indian Summer~」で48年ぶりの映画出演が話題の由美かおるさん。人生が変わった瞬間は15歳で「11PM」に抜擢されたこと。時代劇「水戸黄門」での入浴シーンが注目されたきっかけについても語ってくれた。
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子供の時に生まれ故郷の京都から兵庫県の川西市に移りましたが、戦後のベビーブーム時代で両親は朝早くから一生懸命働いて、3人の子供たちのために頑張っていました。私は3歳からバレエを、その後ピアノ、さらに兄と一緒にそろばんといろいろ習わせてもらいました。
近くには宝塚ファミリーランドがあり、植物園や動物園、そして宝塚歌劇や温泉もあり、家族で遊びに行っていたのもいい思い出です。
ある時、梅花学園の友だちが「大阪にあるバレエに一緒に行かない?」と誘ってくれたんです。そこが西野バレエ団。入団すると金井克子さんがいらして、「すてきな踊りだなあ」と感動し、私も「うまくなりたいな」と練習に励みました。
15歳の時、西野先生に抜擢され、「11PM」でドリス・デイの「Teacher's pet(先生のお気に入り)」の歌と踊りでデビューしました。
■オファー・問い合わせが殺到。裕次郎さんからも「ぜひ映画共演を」と
それがテレビで流れた瞬間、テレビ局に電話が殺到してパンク寸前になったんです。そこが最初の大きなターニングポイントですね。視聴者からの問い合わせや仕事のオファーが来て、15歳にして人生が一変しました。
その時は本名で出ていましたから、急いで芸名をつけることに。本名の由美を名字にして、当時人気の新幹線にあやかって「由美ひかり」「由美こだま」といろいろ候補が挙がりましたが、結局は由美かおるで収まりました。
局の問い合わせの電話の中にあの石原裕次郎さんからの電話もあったんです。「ぜひ映画の相手役に」と。
こうなると、15歳の身で上京しなければなりませんよね。ラッキーだったのが、バレエ団の中に帰る方向が一緒で、仲の良かった4つ年上の人がいて、バレエ団の方がその人に「申し訳ないけど、保護者として一緒に東京に行ってくれないか」と言ってくださったんです。その人がバレエ教師を目指していたのに、バレエをやめて一緒に上京してくれたんですよ。本当に感謝しています。
だから、私は友だちや出会いがラッキーの連続なんです。そもそも西野バレエ団に友だちが誘ってくれなければ、今の私はいないんですから。


















