麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから
皇室典範の改正案は10日、アッという間に衆院を通過してしまった。
当欄で指摘してきたように、天皇皇統の支配をもくろむ自民党副総裁の麻生太郎と、「愛子天皇」の誕生を阻止したい美智子上皇后の思惑通りの展開だ。
それにしても国民にとって不可解なのは、特段急ぐ必要のない法改正を、なぜ最優先してまでゴリ押しするのかというナゾではないだろうか。別に皇室典範が改正されようがされまいが、物価上昇に歯止めがかかり国民生活がよくなるわけではないから、なおさらだ。
麻生が皇室典範改正を急いだ大きな理由の一つは、9月24日に開催される“日本会議・日本会議国会議員懇談会設立30年記念の集い”だ。その集まりに間に合わせたかったというのがホントのところのようだ。
日本会議が戦後憲法の見直しや今回の皇室典範改正案を強力に推進する日本最大の右派・保守系の政治圧力団体であることは周知のとおり。麻生はかつてこれを支援する議員懇談会の会長を務め、現在は特別顧問。メンバーには自民、維新をはじめ、野党の国民、中道、立憲民主などを含め290人ほどが名を連ねている。ちなみに日本会議の現会長は故・安倍晋三元首相のスピーチライターを務めた谷口智彦元内閣審議官。議員懇談会は安倍元首相の父君・晋太郎の外相秘書から政界に転身し、先の自民党総裁選で高市推薦人の代表を務めた古屋圭司が会長である。


















