(2)佐藤輝明は阪神から抜け出したかったのか? メジャー挑戦に拍車をかけた“選手管理”への疑念
監督とコーチの風通しの悪さも露呈
8月16日の広島戦では、佐藤と森下翔太が猛暑のシートノックを疲労軽減と治療のため回避。2人はコーチに許可を得た認識だったが、藤川監督にはそれが伝わっておらず、一触即発の事態に。その後、佐藤はシートノックの参加を一部免除されたものの、監督とコーチの風通しの悪さも露呈した。
9月11日には広島戦2試合の雨天中止を受け、指名練習の予定が全体練習に変更。佐藤ら一軍全選手が参加し、藤川監督は緊急ミーティングも実施した。凡事徹底を貫く指揮官は優勝を争う巨人との直接対決に備えたかったようだが、球団周辺では「佐藤のように故障を抱えながらフル回転している選手は負担を軽減すべき」との声もあった。
佐藤は入団時から「息の長い選手になりたい」と話していた。そのキャリアデザインを阪神で実現することができるのか。少なくとも今の体制では、全幅の信頼を置くことが難しいと感じていたのではないか。 (つづく)


















