巻頭特集
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国会開かず国民生活そっちのけ 新大臣の醜聞で右往左往の岸田内閣
「来週前半には経済対策の柱立てを指示する」 岸田首相が国連総会出席のために訪問していた米ニューヨークで、そうブチ上げた。10月中にも取りまとめ、財源を裏付ける補正予算案については「適切な時期に…
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ジャニーズ問題で身動き取れないTV局 おかげでこんな政権がヌクヌクの暗澹
20日の東京外国為替市場で円を売る動きが強まり、円相場は1ドル=148円台まで値下がりした。昨年11月以来、10カ月ぶりの安値水準だ。米国の債券市場では長期金利が15年ぶりの水準まで上昇しているのに…
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改造大失敗で正体露呈 この低支持率は国民の岸田退陣要求
読売 35%(横ばい) 日経 42%(横ばい) 産経 38.9%(2.6 ポイント減) 朝日 37%(4ポイント増) 毎日 25%(1ポイント減) いよいよ国民の岸田首相離れが鮮明…
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岸田首相は読めていたのか 朝ロ大接近の最悪シナリオ
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が6日にわたるロシア極東訪問の日程を終え、特別列車で帰国の途に就いた。滞在中はプーチン大統領と宇宙基地で首脳会談を開き、戦闘機工場やロシア太平洋艦隊の拠点などを見学。両…
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支持率下落はまだ序の口 これから国民が思い知らされる改造内閣の醜悪
さすがに岸田官邸は「厳しい数字だ」「ご祝儀がないのは想定外だ」と真っ青になっているらしい。政権浮揚を狙って、岸田首相が練りに練って実施した内閣改造。ところが、支持率はまったくアップしなかった。いわゆ…
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笑えない首相会見の陳腐 これほど酷評された内閣改造がかつてあったか
「あすはきょうより良くなると誰もが感じられるような国を目指し、経済、社会、外交・安全保障の3つの柱で政策を進めていきたい」 再改造から一夜明け、新内閣が本格始動した14日、岸田首相は記者団にこ…
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この組閣も国の転機になる嫌な予感 親中派の外相を切り不仲の幹事長を残した謎解き
第2次岸田再改造内閣が13日、発足した。政権運営の要となる松野官房長官や鈴木財務相は留任した一方、上川元法相が外相に就任するなど、過去最多に並ぶ女性5人が入閣した。 閣僚19人のうち、初入閣…
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内向き内閣改造「目玉は小渕選対委員長」という寒々しさ
内閣支持率が低迷するなか、岸田文雄首相(自民党総裁)が13日、内閣改造・党役員人事を敢行。人事で刷新感を打ち出し、政権浮揚につなげる狙いといわれていたが、フタを開けてみれば、どこにも「刷新感」はなか…
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この国は正念場なのに「内向きな保身改造」という危機感の欠落
自民党内がザワついている。震源は13日の内閣改造・党役員人事。早い話が、ポストをめぐるさや当てが各所で繰り広げられているのだ。衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚未経験の「待機組」と呼ばれる議員…
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ジャニーズは名称変えずに袋叩き 安倍派も名前を変えずケジメなし
先週末の7日にジャニーズ事務所が会見を開き、故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めて謝罪したことで、テレビでもこの問題が大々的に報道されている。 大手企業も続々とジャニーズ事務所タレントの…
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内閣改造前に改めて痛感 女性の活躍を阻んでいるのは自民党
内閣改造と自民党役員人事が来週13日に行われる見通しとなった。首脳会議出席のためインドネシアとインドに外遊中の岸田首相が複数の与党幹部に伝えたという。公明党の山口代表は8日、岸田から電話があり「13…
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ジャニーズ事務所は解散が当たり前ではないのか 茶番記者会見とテレビ報道
この国のエンタメ業界を牛耳る組織の異常性が改めて浮き彫りである。ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川元社長による性加害をめぐり、事務所が7日、ようやく会見。300人もの報道陣が詰めかけ、質疑は…
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大メディアは政局予想垂れ流し 木原続投報道にこれだけの雑音
股肱の臣を切るのか、重用し続けるのか。岸田首相が早ければ来週にも実施する内閣改造・自民党役員人事に向け、驚きの記事が6日の朝日新聞に掲載された。 〈木原氏続投で調整〉 そう小見出しが躍…
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国民不在で権力亡者の暗躍 おぞましい内閣改造になる予感
チラチラと内閣改造の記事が出始めている。 5日の読売新聞は朝刊1面で<内閣改造 「来週にも」><首相、与党幹部に11~13日有力>と題した記事を掲載した。 岸田首相は5日午後、インド…
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「二階訪中暗礁」も痛い! 選挙もボロ負けだった岸田政権の八方塞がり
大手メディアは無視していたが、さすがに自民党議員は、あの選挙結果に異変を感じたのではないか。3日に投開票された岩手県知事選は、驚きの結果だった。自民党が擁立した女性候補が、野党が支援した現職に瞬殺さ…
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世界も本音は呆れている「処理水放出」日本が失ったとてつもないもの
東京電力福島第1原発の処理水放出で、中国が日本産海産物の全面禁輸を決めたことに対し、日本側も反発を強めている。 自民党の麻生副総裁は3日、仙台市で講演し、中国の対応を「明らかに政治の話で、科…
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おかしな言論統制に唯々諾々の大メディア 野村農水相「汚染水」発言撤回の世も末
野村哲郎農林水産大臣の“言い間違え”が大騒ぎになっている。 野村は8月31日、首相官邸で開かれた会議に出席後、記者団から会議内容について問われると、「汚染水のその後の評価等について情報交換し…
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ガソリン補助金も万博も 目に余る焦燥首相の場当たり連発
バカにするな。これで国民が拍手喝采するとでも思っているのか。 本来9月末に終えるはずだった、ガソリン価格を抑制する補助金制度について、岸田政権は、年末まで制度を延長したうえで、9月以降は規模…
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ジャニーズ報道のご都合主義 手の平返しの大マスコミにもぶったまげた
ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、調査報告書を公表した。 特別チームは、前社長が1970年代前半…
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案の定、海洋放出は最悪の展開 岸田首相よ「悪いのは中国」ではすまないぞ
東京電力福島第1原発にたまり続ける汚染水の海洋放出をめぐるハレーションは、大きくなるばかりだ。猛反発する中国は強硬姿勢を崩さない。日本産水産物の全面禁輸で一歩も引かない構えだ。日本経済の下支えが期待…