巻頭特集
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世論調査を見れば歴然 いよいよ鮮明「国民の敵」政権の正体
通常国会が23日、召集された。岸田首相は40分にわたって施政方針演説を行ったが、中身のないこと。最重要課題と位置付ける「異次元の少子化対策」に力み、防衛費倍増の必要性を訴えていたが、肝心要の財源には…
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今日から通常国会 野党に問われる歴史の分岐点の覚悟と力量
何をトチ狂っているのか。岸田首相がウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と首脳会談を行う方向で検討に入った。22日付の読売新聞が1面トップで報じた。 記事によると、2月中の訪問を…
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国民はよく黙っているものだ 支持率最低政権の“思いつき暴政”
いきなり岸田首相が1月4日の年頭会見でブチ上げた「異次元の少子化対策」。23日からスタートする通常国会の一大テーマになるのは間違いない。岸田本人は周囲に「昨年は防衛と原発をやった。今年は少子化だ」と…
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【防衛費倍増】財源問題にすり替えれば狡猾・自民党の思うツボ
増税か、国債か──。岸田政権が5年間で43兆円へとGDP比2%まで倍増した防衛費。その財源をめぐる自民党内のバトルを象徴する会合が、19日開かれた。萩生田政調会長をトップとして、増税以外の方策につい…
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異次元緩和“刹那”の継続 黒田日銀、打つ手なしのガンジガラメ
「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていない」 日銀は18日の金融政策決定会合で、全員一致で現在の大規模な金融緩和策の維持を決定した。現在0%程度に誘導している長期金利について…
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賃上げはインフレ率を上回らず キシダノミクス、早くも破綻
物価高騰は天井知らず。「インフレ率を超える賃上げの実現をお願いしたい」とせがむ岸田首相に呼応し、経団連が賃金体系を底上げするベースアップも含めた賃上げの前向きな検討を求めている。17日、「経営労働政…
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4月退任までに何が起こるか 黒田日銀の断末魔と大混乱
もはや制御不能ではないのか。4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁の退任を目前に、10年間に及んだ異次元緩和は断末魔の様相を呈してきた。 日銀は昨年末、イールドカーブ・コントロール(YCC…
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世界もたまげた軍拡外遊 あれよあれよの戦争準備に国民は慄然
立憲主義の破壊、歴史軽視、米国隷従、そして思い上がり。いずれをとっても、岸田首相は安倍元首相のはるか上を行っている。日本が議長国を務めるG7広島サミットに向け、「腹合わせ」と称した欧米歴訪から15日…
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安倍以来憲法破壊が常態化 勝手に米国と約束、国民は置き去り
欧米を歴訪中の岸田首相が最大の目的だった米ワシントンに到着。14日未明、バイデン大統領と首脳会談に臨んだ。 「日本の総理大臣は就任するとすぐワシントンを訪問して米大統領と首脳会談を行うのが慣例…
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すべては暴政、失政の目くらまし ポスト岸田を巡る自民権力闘争の醜悪
「菅前首相が岸田おろしの狼煙をあげた」と永田町がざわついている。菅は10日発売の月刊誌「文芸春秋」(2月号)で、岸田首相が今も派閥会長を続けていることを批判。「派閥政治を引きずっているというメッセージ…
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軍拡増税に反対多数 国民も気づき始めた岸田政権のデタラメと横暴
欧米歴訪中の岸田首相は、今頃、マッ青になっているんじゃないか。「防衛費倍増」を巡る国民の意識が一転したからだ。 JNNが7、8日に実施した世論調査では、今後5年間で防衛費を倍増させる政府の方…
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対ロシアでリーダー気取り 岸田外遊の危うさ
ジャーナリストの櫻井よしこ氏が9日付の産経新聞朝刊1面に寄稿したコラムがSNSなどで話題となっている。 <危機の日本 首相奮起を>と題した記事で、冒頭、<令和5年は尋常ならざる危機の年だ>との…
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「お願い」だけで賃上げが実現するのか 岸田首相の口から出まかせ
いい気なものだ。岸田首相が9日、欧米5カ国外遊の最初の訪問先フランスに到着。15日までの日程でイタリア、イギリス、カナダ、米国を歴訪し、各国首脳と会談する予定だ。1週間で5カ国を回る“駆け足外交”。…
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波乱の幕開け、混乱の1年 これが岸田政権「亡国カレンダー」
「新しい戦前になるんじゃないですかね」 昨年末に放送されたテレビ朝日系の人気長寿番組「徹子の部屋」。2年連続でゲスト出演したタレントのタモリは、MCを務める黒柳徹子から、「来年はどんな年になり…
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また場当たり? 岸田首相「異次元少子化対策」の大風呂敷
「異次元の少子化対策に挑戦する」 4日の年頭記者会見で岸田首相がこうブチ上げたのには仰天した。昨年の年間出生数が統計開始以来、初めて80万人を割り込む見通しとなり、少子化対策が待ったなしなのは…
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宏池会なのになぜ? タカ派に豹変・岸田首相「反撃能力」に邪な動機
「G7議長として今年一年強いリーダーシップを発揮してまいりたい」 岸田首相が4日の年頭会見で、9日からフランス、イタリア、英国、カナダ、米国の5カ国を訪問し、首脳会談を行うことを表明した。5月…
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東証株価は全面安 市場が警鐘「軍が栄えて国亡ぶ」
株式相場には「卯跳ねる」の格言があるが、卯年のマーケットは無能首相をあざ笑うかのような大幅下落で始まった。波乱の幕開けだ。 今年最初の取引となった4日の大発会。東京株式市場の日経平均株価は、…
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正月なのに国民は冷静に身構えている 岸田“無為無策”首相で「景気底割れ」の現実味
〈昨年は、新型コロナ・オミクロン株の大流行、ロシアによるウクライナ侵略、エネルギー危機や急速に進展する円安による物価高、さらには、安倍元総理の銃撃事件。歴史を画するような出来事が次々と起こる、正に、激…
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悪夢と暗転の2023年を庶民が生き抜く知恵と覚悟(下)
年末のドサクサにまぎれて岸田首相は問題人物の“首切り”を決めた。「政治とカネ」で揺れ続けた秋葉前復興相のことだ。臨時国会中にあれほど「続投」を主張してきたのに、「年の瀬更迭」を決めたのには理由がある…
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悪夢と暗転の2023年を庶民が生き抜く知恵と覚悟(中)
防衛費拡大に突っ走っている岸田政権。事実上、仮想敵国に定めているのが中国だ。安保関連3文書でも、中国のことを「挑戦」「脅威」と、ハッキリと指摘している。 2023年、岸田自民党が中国の脅威を…