巻頭特集
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全てが狂った菅シナリオ 五輪大コケ必至で総選挙先送り
政府は12日、新型コロナウイルスの感染再拡大が続く東京都に対し、特別措置法に基づく4度目の緊急事態宣言を発令した。 期間は8月22日までの6週間。感染リスクが高いとみている飲酒の規制を強化す…
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居酒屋締め付け発言の西村大臣 耐えがたい軽さと舌先三寸
「#西村康稔の更迭を要求します」「#西村康稔大臣の議員辞職を求めます」――。SNS上には更迭や辞任を求める声が渦巻いている。 新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、12日から再開する4度目の…
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政治的完全敗北 もう誰も首相の言うことなんか聞きゃしない
五輪ファミリーと“お仲間”関係の“忖度”国内メディアとは大違いで、海外メディアは容赦ない。 東京に4度目の緊急事態宣言が発令されることになり、23日開会の東京五輪が宣言下の実施のうえ、大部分…
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なぜ辞めないのか 首相1人の意固地で国は未曾有の大混乱
いったい、何回、同じ失敗を繰り返せば気が済むのか。東京都に4回目の「緊急事態宣言」が発令されることが決まった。しかも、今回は7月12日から8月22日まで42日間という長丁場だ。これで夏休みは台無し。…
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五輪開催の意義は「菅首相がポンコツである証」を示すこと
新型コロナウイルスの感染再拡大がいよいよ本格化してきた。東京都の7日の新規感染者数は920人。18日連続で前週の同じ曜日を上回った。3回目の緊急事態宣言が4都府県に発令された4月下旬よりもヒドい状況…
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選挙全敗の菅首相 このまま衆院選突入とは自民党もいい度胸
やはり嫌われ方はハンパじゃなかった。都議選で改めて露呈した菅首相の人気のなさ。ひたすら「安心安全」を唱え、開催基準となる数値や目安は何ひとつ説明せず、国民の不安の声に耳をふさぐ東京五輪ゴリ押し。「目…
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まだあきらめないのか 菅首相の選択肢は五輪中止か総辞職
「こんなに負けるのか」。自民党内では“惨敗”に衝撃が走っているらしいが、この政治状況の中で「勝てる」と予想し、楽観視していた方がどうかしているとしか思えない。 4日投開票された東京都議選。自民…
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民意は歴然「五輪NO」菅隠しでも自民惨敗の分析と今後<下>
最重要選挙の都議選で1993年以来、8回連続となる「全員当選」を何とか死守した公明党。至上命令の候補者23人の全勝までは、大苦戦を強いられた。 山口那津男代表は告示日から連日フル稼働。選挙戦…
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民意は歴然「五輪NO」菅隠しでも自民惨敗の分析と今後<中>
2013年、17年に続いて支持を広げた共産党は19議席に勢力を伸ばした。3度目の躍進を支えた原動力は公約にハッキリと掲げた「五輪中止」だ。コロナ禍で街頭演説への動員が難しいことから、電話による投票依…
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民意は歴然「五輪NO」菅隠しでも自民惨敗の分析と今後<上>
自民党総裁の菅首相は雲隠れ、東京都の小池知事は入院。秋までに実施される衆院選の前哨戦に位置付けられ、4日投開票された都議選は「選挙の顔」が表舞台に姿を見せない異様な戦いだった。自公が過半数を取り戻し…
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菅首相も小池都知事も街頭なし 五輪開催責任者よ、出てこい
いよいよ、4日投開票される東京都議選(定数127)。 4年前とは一変し、まったく盛り上がっていないが、この都議選は、ただの地方選挙ではない。目の前に迫った「東京五輪」に対して、都民がどう考え…
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感染再拡大は当たり前 思考停止政権に道連れの国民
「まん延防止等重点措置の延長を政府が検討」「東京五輪の無観客開催に現実味」 1日、新聞テレビが一斉にこう報じたが、「何を今さら」「バッカじゃないのか」と呆れている国民が少なくないだろう。 …
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職域接種中止も謝罪なし 無能政権の厚顔、居直り、居丈高
「国の方針に振り回されている」 三重県四日市市の森智広市長は6月25日の定例会見で、こう怒りの感情をあらわにしていたが、おそらく他の自治体、企業関係者も同じ気持ちではないか。政府が「撃て撃て(…
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この期に及んで「検討中」 恐怖の五輪開催カウントダウン
7月の声を聞けば、東京五輪はもう「月内」のイベントだ。開会式まであと23日。本来なら準備万端、総仕上げの時期だが、競技場に観客を入れるかどうかすらハッキリしないまま、開催だけが既成事実として強行され…
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観客有無が争点?【都議選】問われているのは自公へのNO
やたらと目立つ「無観客」の3文字。東京都議選(7月4日投開票)で唯一の「選挙サンデー」だった27日、私鉄沿線の駅頭で自身の身の丈を超える大きな「のぼり」を握った候補が演説していた。 所属は「…
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目を覆うダメさ、甘さ 国民はポンコツ政権と心中、玉砕
「とにかくワクチン接種をしっかり続けてコロナを収束させ、経済をうまく回していきたい」――菅首相は27日、長年の“ブレーン”である竹中平蔵慶応大名誉教授と首相公邸で会談し、こう意気込んでいたという。 …
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五輪直前に閣僚交代 怪しいカジノと横浜市長選の魑魅魍魎
政権維持のためには手段を選ばないということなのか。 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致が争点となっている横浜市長選(8月8日告示、同22日投開票)に、自民党の小此木八郎衆院議員(神…
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入院は女帝都知事だけじゃない 東京が野戦病院化の懸念
“女帝”不在の幕開けだ。「国政選挙の映し鏡」とも評される東京都議会議員選挙が25日、告示。来月4日の投開票までの選挙戦で本来、注目を集めていたのは小池都知事の出方だ。 自身が生みの親の「都民フ…
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赤木ファイルだけで総辞職モノ 都議選で自民に鉄槌が必要
問題発覚から3年、ようやく「赤木ファイル」が開示された。公文書の改ざんを強制され、その後、自ら命を絶った近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)が、改ざんの経緯を詳細に記録した資料だ。 …
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連日ウソばかり 橋本聖子会長が自己崩壊しない摩訶不思議
政府、大会組織委、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表者による5者協議が21日に行われ、東京五輪は有観客で開催することが決まった。観客数は「上限1万人」…