佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く
メジャー7戦目にして初白星を手にした佐々木朗希(23=ドジャース)が、日本時間10日のダイヤモンドバックス戦に初の中5日で先発する。
しかも、ロバーツ監督によれば「いままでと違うだろうけど、本人も意欲的だと思う。実際、彼の方から最初に『(中5日を)いつやるのか』と聞いてきたほど」というからオドロキではないか。
なにしろロッテ時代の佐々木は、中6日のローテーションすら年間通して守った経験がないのだから。
日本以上にシビアなメジャーで「中5日」に意欲的な裏には、佐々木なりの計算がありそうだ。
前回登板だったブレーブス戦のストレートの最速は約155.6キロ。これまで7試合の登板では最も遅かった。ロバーツ監督が言うように、佐々木はあえて球速を抑えることによって制球を重視している。
球質がメジャー平均を最も上回るのはフォーク、次がストレートだが、平均以下のスライダーの割合を増やすことでかわす投球に。それでも試合はつくれると判断したのだろう。