佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

公開日: 更新日:

 メジャー7戦目にして初白星を手にした佐々木朗希(23=ドジャース)が、日本時間10日のダイヤモンドバックス戦に初の中5日で先発する。

 しかも、ロバーツ監督によれば「いままでと違うだろうけど、本人も意欲的だと思う。実際、彼の方から最初に『(中5日を)いつやるのか』と聞いてきたほど」というからオドロキではないか。

 なにしろロッテ時代の佐々木は、中6日のローテーションすら年間通して守った経験がないのだから。

 日本以上にシビアなメジャーで「中5日」に意欲的な裏には、佐々木なりの計算がありそうだ。

 前回登板だったブレーブス戦のストレートの最速は約155.6キロ。これまで7試合の登板では最も遅かった。ロバーツ監督が言うように、佐々木はあえて球速を抑えることによって制球を重視している。

 球質がメジャー平均を最も上回るのはフォーク、次がストレートだが、平均以下のスライダーの割合を増やすことでかわす投球に。それでも試合はつくれると判断したのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし