巻頭特集
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表現の自由も風前の灯 昭和初期を彷彿させる政権の醜悪
全ての表現活動を脅かす、最低、最悪の判断だ。「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」(不自由展)が再開に向けて動きだした翌日(26日)、萩生田光一文科相が採択を決めていた補…
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日本郵政のイチャモンに屈したNHKの腐敗、画面からの腐臭
自分たちの不正を棚に上げてドーカツする日本郵政は盗人猛々しいが、そんな企業からのイチャモンに簡単に屈するNHKもどうしようもない。 かんぽ生命の不正販売問題を追及したNHK番組を巡り、NHK…
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よくよく見れば完敗が真相 欺瞞だらけ“日米亡国貿易交渉”
安倍首相とトランプ米大統領による首脳会談が25日午後(日本時間26日未明)、米NYで行われ、両首脳は日米貿易協定締結で最終合意し、それぞれ共同声明に署名した。令和の「日米修好通商条約」と揶揄されてい…
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世紀の愚策で空前の混乱 消費税増税に国民沈黙の不思議
10月1日から始まる消費税10%への引き上げまで1週間を切った。この増税による国民の負担増は年間5・7兆円に上る見込みだ。世帯あたりでは、今と同じ生活をしているだけで、年間数万円も支出が増えることに…
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安倍改造政権 醜聞大臣を並べ警察官僚が跋扈のおぞましさ
「気候変動問題にはクールにセクシーに取り組まないといけない」 意味不明・中身ゼロの“ポエム答弁”で、評判ガタ落ちの小泉進次郎環境相が、初外遊先のニューヨークでもやらかした。 「環境分野と…
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司法が「絶対的安全」を否定 この判決で原発再稼働の狂気
台風15号が直撃した千葉県のインフラ寸断は3週目に入ろうとしている。安倍首相は「内閣総理大臣の最も重要な責務は、国民の命を守り、平和な暮らしを守ることであると考えています」などとペラペラ言っているが…
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東電幹部無罪判決 この司法ならば2度あることは3度ある
「ええー」「うそでしょ」 その瞬間、傍聴席にはどよめきとため息が広がった。 19日午後1時すぎ、東京地裁の104号法廷で、福島第1原発の事故をめぐって業務上過失致死傷の罪で強制起訴され…
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千葉大停電に反省なし この政権では毎年夏は災害地獄絵
台風15号が直撃した千葉県の厳しい被災状況をめぐり、安倍政権が釈明を繰り返している。県内では大規模停電が長期化。被災者の怒りはもとより初動の遅れへの批判が噴出し、危機管理を担う菅官房長官は反論に躍起…
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東京電力との悪夢 安倍政権は民主党と同じじゃないのか
9月9日、台風15号が首都圏を直撃してから、すでに1週間以上たつが、大きな被害を受けた千葉県はいまだに復旧のメドが立たない状況だ。17日現在、6万600戸で“停電”が続き、“断水”は約1万戸に及んで…
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「全世代型社会保障改革」の欺瞞 国民は負担増で生き地獄
なぜ、こんな内閣改造が支持されているのか。 週末に行われた世論調査の結果が相次いで発表されている。読売新聞とNNNが13~15日に行った調査では、今回の内閣改造を「評価する」と答えた人は46…
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劣化が止まらない日本 安倍政権6年半の「なれの果て」
いつから、日本はこんな国になってしまったのか。 時代が令和に変わって以降、日本社会の理性とモラルを疑うような事件が相次いでいる。 例えば、詐欺的手法が次々と明るみに出た日本郵便の「か…
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危険な本性見せた安倍政権 萩生田文科相という挑戦人事
内閣支持率は55・4%で、前回から5・1ポイント増。内閣改造を「評価する」は50・9%で、「評価しない」の31・4%を上回った――。共同通信の世論調査の結果には改めてメディアの罪深さを痛感する。今回…
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この政権は危機管理のフリだけ 本性が透ける被災者切捨て
千葉県内のライフライン寸断は13日で5日目だ。千葉市で最大瞬間風速57・5メートルを観測した史上最強クラスの台風15号が直撃し、いまだ約20万戸(13日午前9時現在)が停電。一部では断水が続いている…
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目玉は進次郎というお寒い組閣 こんな内閣が持つのか<下>
内閣改造後の会見で安倍は、「立党以来の悲願である憲法改正を必ずや成し遂げる」と強調。新閣僚の顔触れは、戦前回帰を目指す右派組織「日本会議」の活動を支援する国会議員懇談会メンバーである衛藤晟一1億総活…
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目玉は進次郎というお寒い組閣 こんな内閣が持つのか<中>
「行政が歪められた」と批判を招いた「加計学園」問題では、安倍の“腹心の友”が運営する学園の獣医学部が新設された経緯がいまだに闇の中だ。よりによって、そんな“重大事件”の渦中にいる萩生田を文科相に、下村…
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目玉は進次郎というお寒い組閣 こんな内閣が持つのか<上>
令和の新時代の国づくりを力強く進めていく布陣――。安倍首相はこう言って胸を張ったが、一体どこが、である。ちゃんちゃらおかしい。小泉進次郎環境相が目玉というお寒い内閣じゃないか。 11日発足し…
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際立つ“安倍政権という病理” 内閣改造は「断韓宣言」
「安定と挑戦の強力な布陣」――だという。 第4次安倍再改造内閣の顔ぶれが固まった。11日午後に皇居での閣僚の認証式を経て、改造内閣が発足。安倍首相は今夕、記者会見して人事の狙いを説明する。 …
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「安定」「挑戦」内閣改造の笑止 必要なのは破壊と粛正
11日に行われる内閣改造。これまで「危機突破内閣」「仕事人内閣」「全員野球内閣」などと、空疎なネーミングをつけてきた安倍政権。今回は「安定と挑戦」の布陣にするのだという。 しかし、「安定」と…
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嫌韓で河野防衛相 おぞましい内閣改造“下馬評”の顔ぶれ
いやはや、驚いた。安倍首相が11日に行う内閣改造・自民党役員人事で、防衛相に河野太郎外相の起用を検討しているという。産経新聞が8日、1面トップで報じた。 河野が所属する麻生派内では「そろそろ…
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蓋を開けてみれば皆悪党 日産西川社長は逮捕されないのか
やはり同じ穴のムジナだったのか。ゴーン事件で世界をア然とさせた日産自動車が再び大揺れしている。 前会長のカルロス・ゴーン被告(金融商品取引法違反などの罪で起訴)を切り捨てた西川広人社長らが株…
