巻頭特集
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沖縄投票は圧倒的な辺野古NO この日を境に世界は変わる 下
そもそも辺野古沖での基地建設は、あらゆる面から無理筋である。 防衛省は「マヨネーズ並み」の軟弱地盤改良に、約7.7万本の「砂杭」を海水面から最大90メートルもの深さに打ち込む予定。使う砂の量…
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沖縄投票は圧倒的な辺野古NO この日を境に世界は変わる 中
安倍は「沖縄の皆さんの心に寄り添う」と繰り返しながら、沖縄県民を散々、愚弄し痛めつけてきた。14年に「辺野古ノー」の民意を背負った故・翁長雄志前知事の当選後、4カ月以上も会談を拒否。翁長知事の在任中…
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沖縄投票は圧倒的な辺野古NO この日を境に世界は変わる 上
安倍政権は、もはや言い逃れのできない「辺野古ノー」の声を沖縄県民から突き付けられた。 名護市辺野古の米軍新基地建設の是非を問う沖縄県民投票は24日、投開票が行われた。この問題の賛否に絞って、…
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沖縄県民投票 安倍政権はこの圧倒的民意を無視できまい
辺野古基地の新設を認めるのかどうか――。沖縄県民に「是非」を問う県民投票が、いよいよ、24日行われる。 どうやら「反対」が圧倒的多数になるのは間違いなさそうだ。共同通信の世論調査では、投票に…
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アベノミクスの“虚構”も限界 統計不正には動機がある
安倍首相(第2次内閣発足以降)の連続在任日数が21日で2249日となり、吉田茂元首相を抜いて歴代2位となった。あすには第1次内閣を含めた通算在任日数が歴代4位になるが、多くの国民にとっては悪夢、国難…
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役人に責任転嫁で幕引?統計不正「官邸関与陰謀説」の笑止
新たな事実がボロボロ出てくる。厚労省の「毎月勤労統計」のインチキ調査を巡り、中江元哉前首相秘書官(現財務省関税局長)の関与が決定的になった。 2015年1月分の確報公表直前の3月31日に、姉…
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トランプ隷従で沖縄の民意無視 安倍政権と日米同盟の正体
トランプ米大統領を「ノーベル平和賞」に推薦した事実があるのかどうかについて、国会で質問された時の安倍首相のバツの悪そうな表情ったらなかった。 「トランプ大統領は北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に…
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経済指標はインチキばかり 消費増税断行は狂気の沙汰だ
インチキな数値データに基づいた予算案や政策は、果たして審議に値するのか。 国会では来年度予算案を審議する予算委員会の真っただ中だ。18日は衆院で統計不正問題等に関する集中審議が行われたが、国…
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トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<下>
結局トランプは、来年の大統領選に再選することで頭がいっぱいなのだ。その最たるものが、身内の共和党内からも非難囂々の「非常事態宣言」である。 トランプは15日、不法移民流入が「安全保障上の脅威…
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トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<中>
これだけ主従関係がハッキリしているのに、日米通商交渉で対等な取引など期待できない。交渉開始時期は当初の1月下旬からズレ込み、今春以降になるとの見方が強まっているが、どうせ米国の要求丸のみがオチである…
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トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<上>
「私は日本を代表して、敬意を込めてあなたを推薦しました」――いやはや驚きだ。トランプ米大統領が15日の記者会見で、安倍首相から北朝鮮問題でノーベル平和賞に推薦されたと唐突に明かしたことが、波紋を広げて…
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大マスコミはスルーなのか 菅官房長官の沖縄民意無視宣言
辺野古基地の新設を認めるかどうか――。賛否を問う沖縄県民投票が、来週日曜日(24日)に行われる。 「反対」が多数を占めるのは、ほぼ確実である。焦点は、「投票率」が50%を超えるかどうか、「反対…
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この政権は何でもやる 統計偽装は国家的犯罪の疑惑濃厚
「不景気も 統計一つで 好景気」 「合わぬなら 作ってしまえ 偽統計」 「成長率 どれだけ盛れるか 腕次第」 14日の衆院予算委員会で立憲民主会派の小川淳也議員が読み上げたのは、総…
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メダルは国のためなのか 桜田暴言で露呈“醜悪五輪”の正体
安倍政権の本性がまたも浮き彫りになった。舌禍常連の桜田五輪相が袋叩きに遭っている。東京五輪で活躍が期待される競泳女子エースの池江璃花子選手の白血病公表を受け、「金メダル候補で、日本が本当に期待してい…
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沖縄県民投票が象徴 この国の“形だけ”独立と民主主義
いよいよ、14日辺野古米軍新基地建設の賛否を問う沖縄県民投票が告示される。24日の投開票日には恐らく反対票が圧倒するだろうが、そうした投票結果を突きつけても、基地建設を阻止できる保証はない。埋め立て…
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国の根幹が破綻 国民の悪夢は安倍政権が続いていること
「あの悪夢のような民主党政権の時代に戻すわけにはいかない」 10日の自民党大会。安倍首相が民主党政権をコキ下ろすのは毎度のことだが、「悪夢」呼ばわりまでとは、自民党員で埋め尽くされた会場からも…
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キーマンはスットボケ 消えた給付金に安倍政権のア然対応
不毛な審議だった。ようやく国会に出てきた統計不正のキーマンは案の定、真相を語らず、謝罪もなし。15年にも及ぶ毎月勤労統計の不正で約567億円、2000万人以上の雇用保険や労災保険などが過少給付された…
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麻生大臣以下“類は友を呼ぶ”上から目線 安倍内閣の共通項
この男は、死ぬまで治らない。また、麻生財務相がとんでもない暴言を吐き、批判を浴びている。 地元・福岡県で行った国政報告会で、少子高齢化について、こう言い放った。 「年を取ったヤツが悪い…
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国民も呆れる異常国会 “さらし者”の「アベ友」無能大臣
もはや学級崩壊状態に等しい。これが、この国の唯一の立法機関であり、かつ国権の最高機関の姿とは情けない限りだ。 厚労省の毎月勤労統計調査の不正問題を巡り、国会では連日、野党の激しい追及が続いて…
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アベノミクスの徹底検証が急務 幻想の中にいる国民の悲劇
ついに根本厚労相が白旗を揚げた。昨年1~11月の平均の実質賃金の伸び率がマイナスになったという野党の試算を、5日の衆院予算委員会で事実上認めたのである。 根本は「名目(賃金)を機械的に消費者…