企業深層研究
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パナソニック<下>ポスト津賀社長はプロ経営者の樋口氏
来年創立100周年を迎えるパナソニック。その記念すべき年をターゲットに、津賀一宏社長は4年前、売上高10兆円の目標を打ち上げたが、その後、業績は伸び悩み、2年前にはその目標を断念せざるを得なかった。…
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パナソニック<上>創業100周年で“家電の松下”復活か
来年3月7日、パナソニックは創業100周年を迎える。8月24日には100周年に向けて開発された「Creative!」と名付けられた家電商品群の発表会を行ったが、会場には綾瀬はるか、西島秀俊、遠藤憲一…
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スカパーJD習主席はSAT<下>ライバル動画配信の弱点突く
スカパーJSATが運営する日本で唯一のCS放送、スカパーの加入者が減り続けている。現在の加入者数は331万件と、ピークの2013年と比べると50万件以上、率にして15%下落した。 スカパーの…
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東京ドーム<下> 巨人が「自前球場」を熱望で大ピンチに
「東京ドーム」の最大の魅力はその立地にある。東京のど真ん中、JR水道橋駅から道を挟んですぐのところにあり、徒歩5分もかからない。JR以外にも東京メトロ、都営地下鉄の駅から近い。そこに「東京ドーム」、ホ…
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東京ドーム<上> 巨人の絶不調で億単位の減収に陥る恐れ
「今年はどう考えてもクライマックスシリーズ(CS)を開催できそうにない。それだけでも億単位の減収要因です」と顔を曇らせるのは、東京ドームの関係者だ。 巨人の不調が続いている。7月3日現在、首位…
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商船三井<下> 10年後を見据えた成長戦略が復活のカギ
前期(17年3月期)決算で、営業利益25億円、最終利益52億円というぎりぎりの黒字を計上した商船三井。海運市況が若干回復したことで、2年連続の赤字をどうにか回避できた。 問題はこれからどのよ…
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商船三井<上>最悪期を脱するも海運市況頼みは変わらず
商船三井が4月末に発表した2017年3月期決算は、売上高1兆5043億円、営業利益25億5800万円となった。売上高は前年比12.1%減、営業利益率はわずか0.17%という厳しい決算だったが、それで…
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リコー<下>複写機に次ぐ収益の柱見えず…営業力にも陰り
業績不振の責任を取って前社長は辞任、山下良則新社長(59)のもと、聖域なき構造改革に乗りだしたリコー。 先月12日に発表した中期経営計画によると、今後、1000億円のコスト削減を進め、202…
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イトーヨーカ堂<下> 中国事業を成功させた新社長の反骨心
業績低迷が続き、セブン&アイグループのお荷物と化しているイトーヨーカ堂に、3月1日、新社長が誕生した。三枝富博氏、67歳だ。年齢もかなり上だが、それ以上にユニークなのがその経歴で、20年間にわたって…
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イトーヨーカ堂<上> 「衣料部門」が苦戦から抜け出せない
昨年、鈴木敏文会長が退任し激震が走ったセブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ)。流通業界のカリスマの引退で、同社の行く末が心配されたが、足元の業績は好調を維持している。 好調の要因は、…
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サッポロHD<下> 新社長の一点突破“とにかくビール”が奏功
日本のビール業界は長期低落傾向が続いている。かつては「とりあえずビール」といった具合に、最初の一杯はビールと決まっていたが、嗜好の多様化と同時にビール離れが進んでいった。 昨年、国内市場のビ…
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サッポロHD<上> 定位置の「ビール4位」から抜け出せるか
世界の酒類メーカーは今、M&A合戦を繰り広げている。 アメリカを代表するビールであるバドワイザーは、今ではベルギーのABインベブの傘下だが、同社は2008年に5兆8000億円でバドワイザー社…
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ローソン<下> 三菱商事と組み製造小売業モデルで2強に対抗
コンビニ業界3位だったファミリーマートは、昨年9月にサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合、店舗数は1万8000強となり、首位セブン-イレブンに肉薄した。一方、セブ…
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ローソン<上> “新浪路線”からの転換がセブン追撃のカギ
ローソンが冴えない。それは8月中間決算からも明白で、同社の売り上げ(営業総収入)は3062億円と前年同期比5.8%増だったが、営業利益は同5%減の399億円だった。ローソンが営業減益となるのは10年…
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三越伊勢丹HD<下> 崩れ落ちた百貨店最後の牙城
アベノミクスの息切れとインバウンドの爆買い終焉によって、17年3月期の中間決算で6割近い減益となった三越伊勢丹ホールディングス。この事態を受け、三越千葉店など2店舗の閉鎖を決めたほか、「来年からの2…
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三越伊勢丹HD<上> 大西洋社長「今のビジネスモデル無理」
「今のビジネスモデルだけでは無理だ」 11月8日、中間決算発表に臨んだ三越伊勢丹ホールディングス社長の大西洋氏は、力のない声でこう語った。 市場縮小の続く百貨店業界。2000年には8兆…
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ヤマダ電機<下> PB商品増やし、目指すは“家電のユニクロ”
2011年の地上波デジタル化の買い替え需要により業績を大きく伸ばしたヤマダ電機だが、その特需が終わってからは苦戦続き。13年9月中間決算では初の営業赤字に転落、そして昨年は2カ月間で約60店舗という…
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ヤマダ電機<上> 「爆買い」の波に乗れず悪戦苦闘が続く
東京駅八重洲口のほぼ目の前にある「コンセプトLABI東京」が誕生してから、この10月でちょうど1年が経った。 家電量販店トップのヤマダ電機が、「最先端コンセプトの情報発信基地」と位置付けた店…
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ラオックス<下> 突然やってきた一本足経営の破綻
インバウンドの増加、中国人観光客の爆買いにより、我が世の春を謳歌していたラオックスに突然、逆風が吹き始めた。 5~7月の3カ月間、月次の売り上げは前年に比べほぼ半減。6月中間決算で、営業利益…
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ラオックス<上> 最大のピンチ迎えた中国系免税店の今後
「5月44%減、6月49%減、7月44%減」 これはラオックスの月次売上高の対前年比。ほぼ半減していることが分かる。ラオックスといえば、中国人の爆買いの恩恵を最大限に受けてきた企業だ。しかしこ…