ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し
それでもまだまだバットを置く気はない。
3日に引退会見を行ったソフトバンクの中村晃(36)。2000本安打は達成できなかったものの、通算1520本。ナインとはつるまない孤高の打撃職人として、チームに貢献し続けた。
引退を決めたのは6月4日。9日に登録抹消され、23日からは二軍戦に出場。5試合で1本塁打、5打点、打率.417と、引退を決断した後も黙々とバットを振っている。
会見では「ホークスは連覇を続けていかないといけないチーム。(引退後は)選手をサポートするようなところで、また頑張りたい」と、指導者就任への意欲も見せた。
そんな中村が懸念しているのが、チーム全体の意識だ。
ファームの現状について、会見でこう語っていた。
「若い選手を見て思うのは、ちょっと幼い部分がある。やんちゃや遊び心があるのはいいけど、幼稚さや幼さはなくさないといけない」
球団OBが「試合前の準備からプレーまで、凡事徹底を貫いてきた中村ですからね」と、こう続ける。
「ソフトバンクは毎年、大量の育成選手を指名。大人数による苛烈な競争にウソはないとはいえ、全員が全員、血眼になっているわけではない。育成選手の中には『とりあえず、プロになれただけで満足』という者もいる。逆に上位指名選手が育成選手を見下していたら、その選手にレギュラーを取られた、なんてことも珍しくない。一軍首脳陣や球団幹部に目をかけられただけで調子に乗り、その後伸び悩んでいる選手もいる。中村はそうした選手をまとめて『幼稚』と言っているのではないか」
指導者になるのはまだ先とはいえ、現役選手としても若手に教えることは山ほどありそうだ。


















