顔を立てるのは維新か、麻生副総裁か…「中傷動画」疑惑めぐり野党審議拒否で高市首相ジレンマの自業自得

公開日: 更新日:

 7月17日に会期末を迎える今国会が荒れている。

 事の発端は先週末の26日。衆院議院運営委員会が野党が不在の中、与党提出の定数削減法案と副首都創設法案を、それぞれ委員会に付託することを議決。これに、野党5党が反発、衆院での一切の審議拒否を決めた。

 いさかいの元凶は高市首相本人だ。秘書が関与したとされる「中傷動画」疑惑を巡って、22日に開かれた衆参両院の予算委員会の集中審議で高市首相は「秘書の陳述書を提出し答弁に代えたい」と事実上の答弁拒否。野党が「国会軽視だ」と反発し、集中審議と党首討論の7月開催を求めた。これに自民が難色を示したため、すでに野党側は「確約が得られるまで審議日程の協議に応じない」と通告していたのだ。

「総理は集中審議への出席を嫌がっている。24日の中道改革連合と自民の国対委員長会談に先立ち、自民の松山政司参院会長が官邸で総理と面会。集中審議に応じるよう説得したが、総理は『応じる必要があるのか』と強く難色を示したそう。ただ、総理が応じないと、日本維新の会肝いりの定数削減、副首都両法案の審議日程は窮屈になる。維新の求め通り会期延長せざるを得なくなる可能性がある」(官邸事情通)

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