ゴルフに熱狂中「一球入魂」
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池谷幸雄<4>メダリストだからわかるプロゴルファーの苦労
五輪メダリストは、強靱な体力を持っているが、「筋肉の使い方」は競技によって大きく異なる。ソウルとバルセロナで計4つのメダルを獲得した池谷幸雄の武器は瞬発力で、ゴルフにも必要な能力だが、池谷の場合、持…
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池谷幸雄<3> タイでプレーしたら池の中に「生首」が…!
ゴルフ好きの池谷幸雄はどっぷりゴルフの面白さにハマり、仕事でもプライベートでも、まず考えるのは「どこでゴルフができるか」だ。北海道で知り合いの芸人がゴルフ番組を始めれば、ノーギャラに加え、旅費も交通…
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池谷幸雄さん<2>アキレス腱を断裂してベストスコア74
30代後半になって、初めてスコア80台が出るようになった。そして、歓喜の瞬間も味わった。 「去年の5月26日、茨木カンツリー倶楽部西コースの14番パー3で人生初のホールインワンが出たんです。ボ…
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池谷幸雄さん<1> ゴルフでヒジをうまくたためない
初めてクラブを握ったのは4歳。営業マンだった父親はゴルフをする機会が多く、母親もゴルフが好きだったことから、息子をプロゴルファーにしたかったという。子供用の小さいクラブを買ってもらって家でパターの練…
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篠塚和典さん<4>伊豆で小学生を集め野球&ゴルフ教室
昨年10月、篠塚和典はフジ天城ゴルフ倶楽部(静岡)の理事長に就任した。伊豆といえば巨人の第2の故郷。知人を通じての就任要請を二つ返事で引き受けた。せっかく理事長になったのだから何かできないか。思いつ…
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篠塚和典さん<3>シャンクが止まらずグリーンを一周
篠塚和典は現役時代、その巧みなバットコントロールでヒットを量産した。その器用さがゴルフにも生きた。 「理想の打ち方があったんですけど、自分のイメージと違う打ち方でもボールが狙ったところに行く。…
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篠塚和典さん<2>ゴルフのために購入した豪州の別荘が…
1981年、巨人は日本一を達成し、優勝旅行のハワイで篠塚和典はゴルフ三昧。すっかり海外ゴルフの魅力にはまった。それ以来、オフになると、毎年、豪州へゴルフ旅行に出掛けるようになり、ゴールドコーストで2…
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篠塚和典さん<1>巨人日本一のハワイ旅行はゴルフ三昧
北の湖が史上最年少で横綱に昇進した1974年夏。高校2年生だった篠塚和典は4番打者として銚子商業を甲子園初優勝に導いた。 しかし翌年は千葉大会準々決勝で敗れ、「高校最後の夏」は終わった。 …
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川口和久さん<4>スイングもピッチングも感覚的なものは似ている
広島入団3年目の1983年に15勝を挙げ、年俸は520万円から一気に1280万円にアップ。コンペで勝つたびに山本浩二に怒られ、嫌気が差して遠ざかっていたゴルフを、2年ぶりに本格的に再開した。手始めに…
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川口和久さん<3>山本監督はずっと根に持っていたようで…
「ゴルフなんか、もーやーめた」 広島入団2年目の82年オフ。川口和久は人生2度目のゴルフとなったスポーツ新聞社主催のコンペで優勝してしまう。 「なんだ、おまえは!」と先輩たちの顰蹙を買っ…
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川口和久さん<2> 初コンペで優勝して先輩たちがカンカン
広島に入団して、プロ2年目の82年秋、フロリダの教育リーグで初めてゴルフを体験。クラブを手にして外木場義郎コーチの熱血指導を受けた。帰国後、日刊スポーツが主催するゴルフコンペに参加した。 何…
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川口和久さん<1>初ゴルフで外木場コートの熱血指導
広島カープが25年ぶりのリーグ優勝を果たした。その25年前にも巨人キラーとして、甘いマスクでリーグ優勝に貢献した人気投手がいた。1980年のドラフト1位で指名され、社会人出身で即戦力左腕と期待された…
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野地秩嘉さん<4> タイガー・ウッズに体当たり取材
1999年11月、プロ4年目のタイガー・ウッズが来日した。その年は全米プロゴルフ選手権で初優勝を飾り、97年のマスターズに続き、2つ目のメジャー獲得。24歳で2度目の賞金王に輝くなど、ゴルフ界のスー…
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野地秩嘉さん<3> 初参加「キャプテン杯」で88をマーク
昨年9月、野地秩嘉は元サッカー日本代表監督の川淵三郎に誘われ、日本サッカー協会のコンペ「キャプテン杯」に参加した。会場は東千葉カントリークラブ。 参加メンバーはサッカー協会幹部とテレビ、スポ…
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野地秩嘉さん<2> 川淵キャプテンは1Rに1度のアドバイス
野地秩嘉がゴルフの師と仰ぐのが、元サッカー日本代表監督の川淵三郎だ。師匠のひと言が野地の心をとらえた。 「信用できる先生というのは、自分のことを見ていてくれる人のことを言うんだ」 それ…
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渡辺裕之さん<4> 70台を飛び越していきなり66たたき出す
ゴルフを始めて8年目、46歳の時だ。1年目に100を切り、みるみる上達したが、「80」の壁にブチ当たっていた。70台に何度も挑戦しながらはね返されて、苦しいラウンドが続いていた。そんな時に70台を飛…
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渡辺裕之さん<3> 一番信頼できるのは9番アイアン
渡辺裕之は練習の虫である。1年365日、ほぼ毎日のように練習場に通い、300球から600球打ち込む。練習のメーンは9番アイアン。9番アイアンが調子を確認するバロメーターだからだ。愛用するのはTOBU…
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渡辺裕之さん<2> 4時間ぶっ続け1000球練習で100切り達成
38歳でゴルフを始め、1年目は200ラウンド。あっという間にスコア100を切った。 根が凝り性なだけに、「やるからにはうまくなりたい」と練習にのめり込んだ。 上達は練習量のたまもので…
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渡辺裕之<1> ゴルフ始めたきっかけは妻・原日出子の一言
「ゴルフは一生しないと思っていた」 端正な顔立ちと鍛え上げられた肉体は、60歳を迎えたいまも衰えを知らない。マリンスポーツからウインタースポーツ、スカイスポーツまで、多彩な趣味を持つ渡辺裕之。…