“お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

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 試合で投げるわけでもないのに、ベンチの隅っこで戦況を見つめているだけ。にもかかわらず遠征にも同行しているのが佐々木朗希(23=ドジャース)だ。

 5月14日に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。しばらくノースロー調整を続けていたが、5月末からキャッチボールを再開した。

 実戦で投げられなくても、メジャー実績のある投手なら、IL入りしたままチームに同行するケースは珍しくない。マイナー行きを拒否できる契約を結んでいる選手も中にはいる。

■ロースターを確約した球団はゼロ

 しかし、佐々木は実績のないルーキーだ。ドジャース入りする以前、代理人のジョエル・ウルフ氏は「彼(佐々木)にロースター(メジャー)枠を確約したチームはない」と話していたのも当然。6月には再び右肩に痛みが出るなど、いまだ復帰のメドすら立っていないのだから、むしろチームに同行している方が不思議なほど。そう思っていたら、やっぱりというかマイナー行きは時間の問題のようだ。

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